2016年U-23日本代表について
超久々っす!
もう久し振りすぎてどんなノリで書いてたか忘れましたw
とりあえず今後エントリーできるかどうかも不明なので、
今のうちに今年のトピックスで書きたかったことを書いちゃいます。
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記憶も若干薄れてきていますが、低い下馬評をひっくり返して見事な優勝でした。
確かに、過去のオリンピック代表と比べると地味なメンバーですが、
何が良かったんでしょうか?
以下私見。
何より守備がしっかりしてたのが大きいですね。
過去を見てもこれ程のポテンシャルを秘めたCBが揃っている世代は珍しいのでは?
植田、岩波、奈良に加え、怪我の西野(ガンバ)もいます。
遠藤航も(4バックは微妙ながら)CBができると思いますし。
更に、室屋という今大会最大の発見もありました。
以前から評価されていましたが、個人的には
「あー、運動量はあるけど足元微妙だし、クロスも期待できないなぁ」
ぐらいに見てました。
それが、この最終予選ではMVP級の活躍でしたから、私もクルッと手の平を返した訳です。
GKに関しても心配されていた櫛引が確変?で、中村航輔との質の高い争いをしてくれそうな気配。
(アントラーズで出れてないですが…)
で、DFライン以外の守備も素晴らしい。
とにかく「走れる」選手が多い。
10番を背負った中島だって、海外組の南野、久保だって、
みんなみんな走りまくります。守備・攻撃とか関係なく、とにかく動く。
手倉森監督が最後に豊川を選択したのも、「走れる」のが大きかったんじゃないかと。
関根(レッズ)や鎌田(サガン)がメンバーから外れたのも、
FWに結果を出していないオナイウや鈴木武蔵を重宝してるのも、
より「走れる」という部分を重視した結果なのかなぁ、と想像してみたり。
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あとは、相手からすると
まさか日本がアジア予選の段階からカウンターに徹するとは思ってなかったかも、ってところでしょうか。
今までの日本は、少なくともアジアの中ではボールを保持してパスを繋いで
っていうイメージだと思うんですよ。
カウンターで結果を残したロンドンのメンバーも、
アジア予選ではボールを保持する側のチームだったと思います。
それが、今大会では「しっかり守って一気にカウンター」のチームになってました。
攻撃陣に突出したタレントがいない、守備陣がしっかりしてる
という事情により結果的にカウンターなチームになったのだと思いますが、想像以上にハマったのではないでしょうか。
浅野という、カウンターの申し子みたいな選手もそれを後押ししましたね。
前半に鈴木武蔵(orオナイウ阿道)と久保で前からプレスしまくって、
後半、相手のDFに疲れが見えたところで浅野投入という、相手にしてみれば嫌な事この上ないやり方でした。
とはいえ改善点は多々ありますね。OA枠で何とかする感じでしょうか。
まず、ボランチがちょっと弱い。
遠藤・大島・原川・井手口(+矢島?)と、選ばれなかった喜田辺りが候補になりますが、
ボール散らす・落ち着かせる系の選手が大島ぐらいで、その大島もそこまで機能しなかった感があるので。
まぁカウンター戦術で大島タイプの選手が機能するのも難しいかもしれませんが。
FWに関しても、やっぱり前半で点が取れればそれに越したことは無いので
得点力のある選手が欲しいかなぁ、と。
誰?と言われると難しいのですが。
後は室屋が怪我しちゃったので、SBにOA枠を使わざるを得ないですね。
復帰出来れば嬉しいですが、無理して選手生命を棒に振ってしまっては元も子もないので。
左SBも山中、亀川では厳しいし…。
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U-23に関してはこんな感じです。
ポルトガル遠征ちょっと楽しみです。ありがとうテレ東。
オランダ2部のファン・ウェルメスケルケン・際って何者なのかも見られるし、
鎌田や関根、金森がフィットすればそれはそれで面白いですしね。