《親善試合:vs韓国》あっさり勝った
メディアでは「永遠のライバル」的な煽りがされる韓国戦。
終わってみれば3-0で完勝となりました。
はて、日本強くなったんだっけ?
はて、韓国ってこんなんだっけ?
みたいな気持ちが湧いてくる試合でした。
久々すぎるので上手く書けるか分からないですが、感じたことなどを書いてみます。
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日本が見事に勝利を収めた要因は下記の2つかな、と。
- CBコンビ&ボランチコンビの盤石具合
- 韓国がフィジカル勝負じゃなくてボール回してきた
韓国っていうとやっぱり日本に対して良くも悪くも感情剥き出し、ファールも辞さない、フィジカルと気持ちを前面に押し出して圧力、みたいな戦い方を想像するんですよ。
私みたいな古い人間は特にw
それが今回の韓国は全然違いました。
親善試合だからなのか、監督がパウロ・ベントだからなのか、時代が変わってきたのか。
よく分かりませんがとにかく普通のチームになってました。
そのうえで日本のCB2枚とボランチ2枚です。
ドイツ・ポルトガル・イタリア・イタリアですよ。
守田はまだチームに加入したばかりですが、他3人はゴリゴリのレギュラー。
日本人の守備寄りの選手がここまで海外でレギュラーってのもすごい。
特にボランチの二人はとにかくボールに対する寄せが早く、
かつ守備だけではなく常に縦を狙うという姿勢もあるという
今までの日本代表ではお目にかかれなかったコンビでした。
そうなると韓国ボールをどんどん刈り取れる訳で。
そこからショートカウンターのような形で良い攻撃になっていった。
それがこの試合の大きな勝因だったかと思います。
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ついでに日本の選手評などを。
権田
⇒危なげは特になく。年齢を重ねて落ち着いてきた気が。でもCKで連続ニアを狙われたのは悲しい
冨安・吉田
⇒この試合に関しては言うことなし。アジアレベルならたぶんこんな感じ。中澤&闘莉王コンビを超えた感
山根
⇒前半は特に積極性が目立って見事先制ゴール。酒井宏の後釜…と思ったらもう27歳だった。
佐々木
⇒思ってたよりは悪くないけどやっぱり怖い。最初のピンチは佐々木のミスからでした。
遠藤・守田
⇒もうこのコンビで良いよ。とにかく中盤でボールが取れるってのは強み。
伊東
⇒ちょっと疲れ気味?ただ守備に転じた時の速さは素晴らしい。
南野
⇒プレイが自信に満ちてた。でもゴール決めて欲しかった。。。
鎌田
⇒相手が守備しずらいところに顔を出し、しっかりキープでき、ゴールまで。前半だけだったけど満点でしょう。外せない選手になってきた。
大迫
⇒シュートシーンはCKからのヘディングぐらいだったけど、相変わらずポストの上手さは光る。周りはやり易いと思う。
江坂
⇒ゴールならず。イメージはジェネリック南野か。総合的に優れたアタッカーが代表で頭角を現すにはもう一つ何か武器が欲しいところ。あ、CKは良かった。
小川諒
⇒可もなく不可もなく。インパクトは残せなかった。でもクロスの質は良い感じでした。
浅野
⇒アレは決めよう。いつもの代表の浅野だった。
古橋
⇒短い時間で爪痕を残そうという気持ちは良く伝わってきた。
川辺・脇坂
⇒顔見せレベルだったので何とも。
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なんにせよこの一戦で「日本のほうが強い」「韓国弱くなった」とは言えませんが、少なくとも日本の戦い方が悪くなかったのは確かでしょう。
この試合のようなやり方が更に強いチームやフィジカルのあるチームに通用するか、見てみたいです。