《vsスペイン》こういう負けを繰り返して強くなるしかない
サッカー五輪代表の準決勝、スペイン戦。
皆さまご存知の通り延長の末0-1で敗戦となりました。
またしてもオリンピックで決勝に行けず。
まあ実力通りと言えばそれまでなんですが、今回は地元開催という事もあって期待してました。
簡単に勝ち進むことは許されないようです。
それがサッカー。
スペインは強かったですね。
疲れなどもあってフィニッシュの精度は欠いてましたが、ボール持たせたらそうそう渡さない技術がやはり高い。
あと地味に守備が良いです。
今までなら通ってたスルーパスとかがことごとくカットされてました。
それでも少ないながら何度かチャンスを作ってたんで、一つ決めたかったですねー。
まあ日本の選手も疲労の色が隠せませんでしたね。
久保はマークがキツかったのもありましたが、ほぼ仕事をさせてもらえず。
遠藤・田中の両ボランチも、スペイン側の警戒も相まって強みを出せてませんでした。
ーーーーーーーー
NZ戦もスペイン戦も、日本がやりたかったビルドアップを封じられて苦戦してたように感じました。
封じられた場合の対策がちょっと無かったかな…という印象。
ワンタッチで繋いで相手をズラすとか上手くできれば良いんですが、実際はなかなか難しいもんです。
ただ、守備陣の集中は素晴らしかった。
流石に五試合目ともなると疲れから来るミスも出てきちゃうんですけど、
最後まで粘って身体を投げ出して守ってました。ホント凄い。
特に吉田。
中山も短期間でかなり良くなりましたね。
ーーーーーーーー
選手の交代について、一部で若干の批判というか疑問が出てるみたいですね。
久保・堂安の同時交代の所。
堂安はともかく、久保はちょっと消えてる時間が多過ぎたので妥当かなー、というのが感想。
そしてあの時間帯でフレッシュな(しかもプレイスタイルがだいぶ違う)選手を出すのは間違いではないと思います。
カウンターになった時の三好のクイックネスと前田の速さは武器になるはず…と考えるのは普通かと。
「PK狙い」って声もありますが、私は相手が疲れてる所を突いた点を取るための交代と感じました。
まあ、堂安は残してもいいかな…とは思ったけどw
結果論ですが、林→上田ではなく林→前田の方が前線からの守備力を考えると良かったかも。
でもそれくらいですかね。
決して采配が悪かったとも思いません。
ーーーーーーーー
悔しいですけど、本当に力負けです。
日本代表はよく戦ってました。誰が悪いとかも無かったです。
相手が一枚上手だったってことです。
W杯も、オリンピックも、
こういう悔しさを何度も繰り返して少しずつレベルアップするしか無いんですね。
次戦、銅メダルを懸けてメキシコとの再戦です。
もう一度引き締め直して、良い戦いを見せてくれる事を楽しみにしてます。