若き躍動を感じたナビスコ決勝
遅ればせながら、ナビスコカップ決勝についてです。
またしても優勝を逃してしまったエスパルス。(優勝1回、準優勝4回)
一方で5度目の優勝となったアントラーズ。
しかも16冠目て。
アントラーズは決勝出たら強いですよねぇ。
それを破った昔のジェフはもっとつよ…
思わず遠い昔を思い出してしまいました。
何はともあれアントラーズおめでとうございます。
エスパルスはまだ若いチームですから、これを糧に
もっともっと強くなって欲しいです。
いわゆる「主力級」の選手がごっそり抜けて2年目で
ここまで昇り詰めるってのはやっぱり地力があるんだなぁ、と。
さて、試合内容の分析なんかは他のブログなどに色々とあるでしょうから、
特に書きません。
取り上げるのは「若い選手たちの躍動」について。
■再び黄金期を迎えられるか、アントラーズ
世代交代が課題とされて久しい感じもしますが、
気が付けば大迫、柴崎、昌子(まさかのスタメン)という若手が
スタメンに名を連ねていました。
更に山村だって怪我する前はレギュラーだったし、
遠藤康もまだ24歳。
岩政や曽ヶ瑞、小笠原といった選手はまだ必要ですが、
徐々に若い力が出て来ているのですね。
そして岩政※新井場でした、曽ヶ瑞、小笠原、本山、中田浩が全員1979年生まれという事に驚き。
すげー豊作の年だったんですね。今更ながら。
その豊作の時には及びませんが
柴崎を中心とした若手が随分と伸びてきたようなので、
来期以降はまた一気にチーム力が上がるかもしれません。
やっぱり柴崎上手いよなぁ。
■ヤングエスパルスへの感慨深さ
一方のエスパルス、
ナビスコカップ決勝のスタメン平均年齢が23歳という、本当に若いチームでした。
選手一覧見たら、1984年以前に生まれた選手が2人しかいない。
若い!
で、何が感慨深いかというと、
2008年の冬の高校サッカー選手権決勝で活躍した2人が、
その時の舞台である国立で一緒にスタメンでプレーしてる事。
そう、大前元紀(当時:流経大柏)と河井陽介(当時:藤枝東)です。
この試合、現地で見てたんですよ。
その時のエントリー
当時、選手権が始まる前の段階で
大前はまだエスパルス入団が決まっていませんでした。
で、
「この大会で活躍して、Jリーグに入りたいです」
と言ってたんですよ。
それが今やエスパルスのエース。
育ったなぁ。。。としみじみしてしまいます。
という事で、今回のナビスコ決勝は非常に「若い選手」の活躍が目立ったような気がします。
石毛も活躍できれば良かったんでしょうけど。
こうやって若くて活きの良い選手が出てきて、Jリーグが活性化すれば楽しいですよね。
…と、まとめようとしたんですが、
今は若くて活きの良い選手がどんどん海外へ行ってしまう時代になりました。
嬉しい反面、生で見る機会が減ってしまって残念な思いもあります。
まあでもしょうがない。海外のクラブに引っ張られるってのは悪い事じゃないですから。
なので今回のナビスコ決勝が、
実は数年後に海外でバリバリ活躍している選手達の奇跡的な集まりになってるかもしれません。
そうなっていると良いなぁ。
「え!柴崎と大前って日本で戦ってたんだ」みたいな。