おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

クラブワールドカップは真の世界一決定戦?

今日からクラブワールドカップ(以下CWC)が開幕します。

まずは浦和レッズと当たる相手を決定する、セパハンvsワイタケレですね。

7チーム参加のトーナメントなのに、この2チームの片方が決勝戦まで行くには、3試合に勝たなきゃいけません。一方ミランとボカは1試合勝てば決勝。

ま、実力の差があるのは事実ですからしょうがないのかもしれないですけど。

セパハンのボナチッチ監督に対する前日会見。浦和の質問ばかり出たようです。ワイタケレに失礼すぎ。セパハンにも失礼。

その一方で、一部メディアなどでは「レッズがミランに挑戦する時が来た!」みたいな煽り方。

レッズがセパハンもしくはワイタケレに負けたらどうするの。今のレッズの状態だと、無い話じゃないのでは?

そりゃ、日本で開催されて日本企業のTOYOTAがメインスポンサーで、浦和レッズは激闘の末にアジアチャンピオンになりましたよ。

浦和レッズを中心に物事を考える人がいてもしょうがないかもしれないです。

でもね。

それ以前にCWCってものの意義を考えてますか?

元々のトヨタカップ。欧州チャンピオンvs南米チャンピオンのクラブチーム同士による世界一決定戦でした。

それを「世界一決定戦なのだから、他の地域のクラブチームにも出場権を」という考えから今のような形にしたはず。

(その他の理由も多々あるとは思いますが)

にも関わらず「日本の、日本による、日本の為のCWC」とでも言わんばかりの偏向報道

これは単に私が目にしている内容がそうだっただけなのかもしれませんが。

このやり方で、CWCが「真のクラブ世界一決定戦」になるとは到底思えません。

日本以外での開催、TOYOTA以外のスポンサー獲得、「開催国枠」等という意味不明な枠の排除。

FIFAは自らの名を冠としている以上、上記に対する努力をすべきでしょう。

とはいえ、日本人ですから日本のチームに多少なりとも目は行くでしょう。

で、レッズです。

レッズサポーターや日テレの方々は、ミランと戦って良い試合をして欲しいと願っている事と思います。

ですがその為には、上でも書いたようにセパハンワイタケレの勝者に勝つ必要がありますよね。

レッズの選手・監督はミランと戦う事を一度忘れ、目の前の試合に集中しないと足元をすくわれかねません。

選手達には今年最後の粘りを見せてもらいたいです。身体はかなりボロボロでしょうけど。

レッズが勝ち進む事による盛り上がりはCWC本来の盛り上がりとは少し異なると思います。

が、CWCが今後存続する為には大会が盛り上がって成功に終わる必要があり、それが例え「浦和レッズによる一過性の盛り上がり」だとしても今は良いのでしょう。

何だか最初に書いている事と矛盾している気がしますが、自分としてはCWCの意義は忘れる事無く、浦和はアジア代表として頑張って欲しいのです。

でも、ミランが浦和に負けたらそれはそれで萎えるなあ。

やっぱり欧州王者は絶対的な強さを持っていて欲しいもんです。

んで何故か南米王者に負けちゃう、と。いつものパターン。

今回、ミランは相当モチベーション高いみたいですけどね。

熱い試合が観れればありがたいです。

■追記です

ええと、すいません。

皆様からのご指摘にあるように、私自身がメディアに踊らされて勝手に批判的に書き殴ってしまいました。

最初は

「CWCを観る人は、浦和だけじゃなくて他のチームにも目を向けてもらえるとより楽しく観れるかも」

という気持ちと

セパハンの監督に『浦和、浦和』と聞きすぎるのもどうかなあ」

という気持ちから書き始めたのですが、斜め上の方向に暴走してしまいました。

不快に感じた方へ、お詫び申し上げます。

ガッカリされた方、ごめんなさい。

偏向報道」という言葉についても、捉え方を誤っていたようです。

日本で開催されて日本のチームが出る以上、そこを応援するのは至極当然でした。

そしてタイトルと内容の乖離についても、まさにご指摘の通りです。

マスコミのやり方とCWCの存在や意義に関連性は無いと思います。

今後のCWCの方向性について、理想的には

 ・ホーム&アウェイで各大陸代表による6チームトーナメント

 ・決勝のみ1試合

 ・決勝開催国はW杯のように持ち回り

とか考え付くんですが、

所詮理想論ですし、日程の問題やらスポンサーの問題やらもあるでしょうから、妄想に過ぎません。

FIFAの人達だって色々考えてやってるでしょうし、私の浅い考えではこれぐらいしか出せませんでした。

(だったら最初から批判をするな、という感じですね。すいません)

今後はもう少し落ち着いてエントリーを書きたいと思いますので、長い目で見て頂けたら幸いです。

各コメントへの返答は後ほど改めてさせて頂きます。

このようなブログに対して様々なコメントを下さった皆様に、感謝いたします。