鹿島逆転優勝!でも観に行ったのはジェフvsグランパス
題名の通りです。ジェフファンとしてはホームでの最終戦を観なければと思い、フクアリに行ってきました。
んでジェフの最終節について書く前に。
鹿島アントラーズおめでとう!
小笠原が復帰してからのアントラーズは本当に強かった。まさかこんな形で10冠を達成するとは思いませんでした。
一方の浦和レッズ。最近の悪い流れを引きずってしまったんでしょうかね。ACLを制した反動なのかもしれません。
今のレッズが強いのは皆認めるところです。せっかくなので、クラブワールドカップではいいパフォーマンスを期待してます。
でも水野はあげないよ。
さて、ジェフです。
ホーム最終戦。15,000人を集めたフクアリで、有終の美を飾って欲しいな、と思って現地観戦。
前半はジェフのペースでした。
決定的なチャンスこそそれ程なかったものの、レイナウドがあっちこっちに顔を出し、攻撃の起点になっていました。
ディフェンスも一番怖いヨンセンを上手く封じ込めており、グランパスにチャンスらしいチャンスを与えてませんでした。
ただ、ジェフの誇る両サイド(水野・山岸)があまり効果的な動きが出来てないのが若干気がかりでした。
さて後半。
前半のペースで試合を進めれば、必ずチャンスが訪れると感じていました。
しかし、後半18分。グランパス小川のシュートがジェフディフェンスに当てってコースが変わり、GK立石が逆をつかれた形で先制されます。
これはまぁしょうがないかな、と。
ジェフの選手に当たってなければ立石も何とか出来たでしょうし。
ただ、この時にジェフディフェンスが相手のボールホルダーに対して厳しく当たれてなかったのが気になりました。そしてそれはこの後に明確な問題点として現れてきます。
わずか4分後、後半の22分に玉田にあっさり追加点を奪われます。
これはグランパスのカウンターのような形になってはいたものの、やはりボールホルダーに対して厳しく行けず、最終的には玉田に落ち着いてシュートを打たれてしまっていました。
こうなるとすっかりグランパスペース。出足も鋭く、グランパスの個人技の前にジェフの選手は後手後手に回っていました。
守勢を感じたのか、ボランチの佐藤勇人と工藤がズルズルと下がってしまい、ペナルティエリアの前のゾーンにポッカリとスペースが出来てしまいます。
お陰でセカンドボールも拾えず、グランパスの出足の早さにも負けてジェフはボールをキープする事もままならず。
それでも羽生の献身的な動きと山岸が絡む事で、2度ほど良いチャンスが訪れました。しかしいずれもゴールマウスから遥か上空へフカしてしまいます。
その後はパスも全く繋がらず、グランパスに良いようにボール回しをされてました。
そしてタイムアップ。
ホームでの最終戦は、ジェフのダメな部分が浮き彫りになった試合でした。
この試合を通じて、水野には全く切れがありませんでした。
疲れているのか、モチベーションがあがらないのか。途中交代もやむなし、といった感じでした。
また、今シーズンで成長著しかった工藤も、この試合に関してはパスミスも多く、機能していたとは言い難い出来でした。
良かったのは羽生と途中出場の青木ぐらいでしたね。
とにかく、パスが繋げないうえに意図が不明確なボールが多すぎました。
来期に向けて、もっともっと組織的な攻撃を熟成させていかないとまずいです。
そして最も重要な課題は、主力選手の流出を防ぐ事。
わかってるだけでも水野と羽生が狙われてます。この2人は今やジェフに欠かせない選手。もう村井や阿部の時のような事は繰り返して欲しくありません。
結局今期は13位に終わりました。
監督はアマルで良いのか。強化すべき所はどこなのかをハッキリさせて、来期はもう少しファンを安心させて欲しいです。