Ｊ優勝戦線を考える（Ｊ１）
今年の代表戦は終わったので、次はＪリーグ。
そろそろ終わりが見えてきました。
現在グランパスが勝点差９で首位に立っております。
当然ながら、計算上は２位アントラーズの「自力優勝」は無理なのです。
そして残り試合数は９。
これまた単純計算ながら、１節につき勝点差を１ずつ詰めていけば、
アントラーズは逆転優勝出来る訳で。
ちゃんと考えると、２試合で
グランパスが１勝１分＝勝点４
アントラーズが２勝＝勝点６
というのが繰り返されると最終節を迎える段階で勝点差が１になっていて、
最終節次第で逆転優勝アリ、ですね。
アントラーズより下位のチームについても同様に考えられますが、
さすがに残り９試合で優勝を狙えるとなると現在７位のマリノスぐらいまででしょうか。
（それでも非常に難しいですけど）
そうすると共に勝点６６になります。
ただ、この場合他の上位チームもぼちぼちな成績である事が条件ですので、
やはり厳しい、というかほぼ無理に近いと言えます。
ここまでグダグダと机上の計算を披露してきましたが、
何が言いたいのかというと
やっぱり「残り９試合で勝点差９」ってのはかなりのアドバンテージですね、って事。
野球で言うとグランパスはマジック６ですから。
先ほどの例で書いた「グランパスが残りを４勝５敗＝勝点１２」が実現したとしても、
アントラーズは勝点２１が必要になります。７勝です。９戦７勝。
簡単じゃないです。
では上位３チームについて、もうちょっと詳しく考えてみましょう。
対戦相手は
新潟 神戸 Ｃ大阪 鹿島 大宮 湘南 Ｆ東京 磐田 広島
となっています。
この２つを取る、もしくは引分ならば（つまり負けなければ）
優勝頂き！といって良いんじゃないでしょうか。
それ以外のチームとの相性ですが、
対戦数が少ないものの、アルビレックスはあまりお好きでない模様。
更にこの試合はアルビのホーム。
アルビさんは今シーズン、ナビスコを含めてホームで１５戦６勝６分３敗。
ただしここ５試合は１分４敗と調子を落としているので、グランパスに抗えるか微妙。
それにしてもアルビは矢野さんがいなくなって一気にトーンダウンしちゃいましたね。
いかに重要な人材だったのか、良くわかります。
ヴィッセルもそれ程得意じゃないようですが、
あちらはリーグ戦で８戦勝ち無しのという、とっても厳しい状態。
大久保の復帰で少しは上向きになるかも知れませんが、
優勝を目指すグランパスならば負けてはいけない相手と言えそうです。
仮に最初の４戦を乗り越えても、油断ならないのがアルディージャ、ベルマーレ、ＦＣ東京の３連戦。
これらは恐らく残留を掛けた試合になってると思います。
特にこの季節のアルディージャには気を付けましょう。
いやホントに。
…と、色々書きましたが、
ｖｓセレッソ、ｖｓアントラーズをいかに乗り切るかが一番のポイントかと思われます。
また、何度も書きますが、非常に大きなアドバンテージを持っているので
グランパスの選手達は落ち着いてプレーすれば、念願のリーグ初制覇が待っているんじゃないでしょうか。
対戦相手は
湘南 横浜Ｍ 新潟 名古屋 川崎 神戸 磐田 京都 山形
となっています。
こちらも当然グランパス戦が山場なんですが、
ちょっと厄介な相手も残っています。
特にフロンターレ戦はアウェイであり、ナビスコで苦杯を舐めた記憶もあるでしょうから
かなり激しい試合になるんじゃないでしょうか。
フロンターレもＡＣＬ圏内は確保したいでしょうし。
マリノス戦～フロンターレ戦を全勝出来れば、あるいは光が見えてくるかもしれません。
■セレッソ
対戦相手は
浦和 仙台 名古屋 清水 山形 横浜Ｍ 川崎 湘南 磐田
となっています。
過去の成績を紐解くと、
実はグランパスとマリノスとフロンターレとベルマーレとジュビロが苦手。
後半戦壊滅です。
でも今のセレッソは昔のセレッソとは違うんだ！…って所を見せて欲しいです。
ただ、セレッソが全勝しても勝点７１なんですよね。
グランパスが６勝しちゃうと抜かれてしまうんです。
なのでセレッソについては得意・不得意を考えず
目の前の１戦１戦を勝ちに行く気持ちが大事でしょう。
■その他のポイント
先程上位３チームの対戦相手を並べてみたんですが、
何気にジュビロとベルマーレはこの上位３チームとの試合を残してるんですね。
特にジュビロは最後の３試合が
という、ちょっとしたイジメみたいになってます。
日程君の成せる業です。
ジュビロはここに来てようやく調子が上向いて来ているので、
優勝争いの鍵を握るのはもしかするとこのチームかも知れません。
個人的にはグランパスかセレッソの優勝が見たいなぁ。とか思ってます。
ピクシー好きだからやっぱりグランパスかなぁ。
でもセレッソは今シーズン逃すと厳しいかも。。。
皆様はどのように予想しますか？
