ドローでもOK《vs韓国》
どうしても他の親善試合とは雰囲気が異なってしまう、韓国戦。
特に今回はアウェイ。
日本代表の強化という意味では非常にありがたい、かも。
んで結果は皆さんご存知の通り0-0のドローに終わりました。
…んー、勝てた試合だったと思うんですけどね。
U-19で負けちゃったし、そういう意味でも勝ちたかった。
ただ、選手に若干疲れが見えていたし、
ピッチコンディションもあまりよろしくなかったので
まあまあ悪くない結果かな、と。
でもね、あれはハンドでしょ。
親善試合で韓国のホームだからといって、あれを見逃すのはどうなのかなぁ。
ま、愚痴ってもしょうがないです。
カウンターから作ったチャンスをモノに出来なかったから、こういう結果に終わった訳で。
今後の課題はやっぱりフィニッシュの精度って事なんでしょうね。
さて、もうちょっと細かい感想をツラツラと。
駒野、骨折か。。。痛そうだったからねぇ。。。早い復帰を願ってます。
香川と長友の動きがちょっと重かったかな?疲れが溜まっているかも。
韓国は技術的に優れてるとは言い難いけど、むしろアバウトなボールをフィジカルで押し切ろうとするからやっぱり怖い。
ハンドはともかく、その前の松井プレー(ゴール前でのトラップミス)はちょっと残念。
長谷部にゴールへの積極性が出てきたのは嬉しい。本田朋子もきっと喜んでる。
フィジカルを前面に押し出す相手でも、本田圭の鬼キープは健在。いや、本当に助かります。
西川はちょっと危ういイメージ。慣れの問題かもしれないけど。
金崎ももうちょっと見たかったなぁ。
さて、これで今年の代表試合はおしまいです。
次はもう、アジアカップ予選なんですね。
とりあえずこの2試合で、ザッケローニ監督がやりたがっているサッカーの方向性が少しだけ見えてきました。
攻撃では
「逆サイドに振ってからゴールへ。縦の意識を」
守備は
「相手との距離感を詰めて、コンパクトに」
って感じでしょうか。
コンパクトにする事で、相手に奪われてもすぐに奪い返す事が出来るし、
奪ってから縦に速く攻撃すれば効果的なカウンターになります。
これらは非常にオーソドックスなサッカーのスタイルだと思うんですけど、
今までの日本代表に慣れている身としては何だか新鮮に感じますね。
(別に岡田監督の代表を批判する訳ではありません。アレはアレ。コレはコレ)
アジアカップ予選はこの2試合よりも断然ボールキープ率があがるでしょうし、
相手も引いて守って来るでしょう。
そこをどう崩すのか。
ザッケローニ監督の手腕を楽しみにしましょう。
伊野波と槙野は次頑張ろう。