おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

新しいジェフを見た《ちばぎんカップ》

一日遅れでちばぎんカップを見ました。ちばテレビでやってたんですよ。

録画ですけどね。

しかも途中ちょいちょいカットされてるんですけどね。

とにもかくにも、2010年のジェフの試合を初めて観る事が出来たのでその感想でも。

■昨シーズンとは違う

最初の印象はこれです。

全然違って見えました。

昨シーズンは何だか悲壮感たっぷりだったし、何をやっても途中でミスだったような感じだったんですが、

少なくともこの「ちばぎんカップ」ではチームとしてやりたい事を選手達がしっかり表現していたように思えます。

当然、まだシーズン前ですから

このメンバーがレギュラーな訳でもないですし、戦い方もテストしている部分があると思うのですが、

とりあえず「サイドで細かく繋ぐ」「前線~中盤で奪う」という方針が見えました。

あれ?何だか某日本代表のような。。。

それでも、

「あ、ジェフってこんなにパス繋ぐ事が出来るんだ」

っていう新鮮な驚きがありました。

昨シーズンまでは技術の無さを運動量と気持ちでカバーするチームだったのに。

中でも光ったのがCHの3人。

佐藤勇人はやっぱり上手いです。動きといい、パス捌きといい、「これぞCH!」という感じ。

工藤は昨シーズン同様、チームの中心と言う自覚を持ってプレーしているように見えました。

そして山口慶。アンカーとしてのチェックの速さと運動量は本当にありがたいですね。

足元もしっかりしてますし。

また、期待の益山も及第点なプレーをしていたと思います。

CBとして育てるのかな?

途中出場の倉田も素晴らしいテクニックを持ってますね。

頼もしい戦力です。

■気になった所

世界三大カップの一つとはいえ、プレシーズンマッチですし

色々テストしていたでしょうからそんなに気にはならないのですが。

何だか右サイドに偏っていた

偏ってましたよね?

渡邊やアレックスをもっと使ってあげたかったな、と。

サイドチェンジが少ない

テレビ解説によれば、

「サイドで繋いで相手を引き寄せて、サイドチェンジ」

というのがチームとしての狙いみたいだったんですが、

この試合に関しては大きなサイドチェンジが見られず。

中後が出ればサイドチェンジも見られたのかもしれませんが。。。

でもアレックスもあんまりやってなかったなぁ。得意なはずなんですが。

シュートが少ない

何だかやっぱり日本代表に対する評価みたいになってきましたw

サイドで組み立てる、サイドを突破する、という形は

結構出来ていたと思うんです。

が、サイドにこだわる余り、最後の部分まで達しないというか、

中央からの攻めももう少し混ぜたい所かなあ、と。

レイソルのDFも堅いんですけどね。

守備の軽さ

これは「攻撃的なサッカー」を掲げている分、若干止むを得ないところなのかもしれません。

前線から中盤までのチェックは激しくいっているのですが、

そこからポンッと裏に出されたりスルッと抜かれたりした後のディフェンスが、少し緩いのかな、と。

ただ、個の試合の失点は防ぎようが無かった気もします。

あれは林のクロスも良かったし、澤の飛び込みもドンピシャでしたから。

ともあれ、昨シーズンとは一味違うサッカーを見せてくれたジェフ。

このちばぎんカップもPKで勝利し、幸先の良いスタートになりました。

今シーズン、初のJ2の舞台という事で

色々勝手が違う事も多いかもしれません。

少なくとも他のチームはジェフを「強敵」と見て戦ってくると思います。

そうした状況を、層の厚くなったチームで乗り越えていければ

おのずと結果はついて来るでしょう。

個人的には米倉、益山が大きく育ってくれると嬉しいです。

それにしても岡本さん、フランサのPK止めて大喜びでしたね。

よっぽど嬉しかったんでしょうw

リーグ戦でもナイスセーブを期待してます。