移籍状況から考える今シーズンの展望(フロンターレ編)
第二弾。今回はフロンターレ川崎です。
一応、昨シーズンのリーグ順位に沿ってエントリーしてます。
ちなみにJ2降格チームについてもやる予定。ていうかジェフは絶対にやります。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
稲本潤一(レンヌ) :完全
小宮山尊信(横浜M) :完全
佐原秀樹(F東京) :復帰
高須英暢(大阪桐蔭高校):新加入
※高畠勉 監督
《OUT》
村上和弘(大宮) :完全
吉原慎也(柏) :レンタル(磐田)→完全
杉浦恭平(愛媛) :レンタル
山岸智(広島) :レンタル
※関塚隆 監督
何と言っても注目は稲本でしょう。
今オフの移籍関連でもかなり大きなトピックだったかと思います。
フロンターレがボランチに苦しんでいたかと、と言うとそうではなく、
むしろ谷口、横山を始め菊地や寺田、そして憲剛まで、
多種多様な「ボランチ可能な選手」がいる訳です。
それでもそこに「稲本」という軸が出来るのは大きいでしょうね。
谷口と若干キャラがかぶる気もするのですが、そこは高畠監督がどう起用してくるのか、見てみたい所です。
更に左SBが出来る小宮山も加入。
村上の穴を埋めて余りある補強と言えるんじゃないでしょうか。
一方で久木野、養父といった「もっと伸びて欲しい人材」をレンタルで放出。
ただ、近年のフロンターレは若手の底上げもありますし、レンタル先で伸びてくれればと思います。
山岸は…サンフレッチェなら生きるかも。頑張って欲しいです。
これだけだと何だかフロンターレは磐石な気がしてしまいますが、実際今シーズンもやってくれるんじゃないでしょうか。
若干気掛かりなのは高畠監督なんですけど、
まあずっと関塚監督と一緒にやってきているし、監督業も2度目になる訳ですから
それ程問題にならないかと。
あとは、フロンターレの誇る前線がシーズンを通して安定的な力を発揮出来るかどうか。
ジュニーニョの年齢的な衰えや、チョンテセのW杯後の動向なんかが
気になると言えば気になるぐらい。
リーグでもナビスコでも2位続きで、そろそろタイトルを手にしたいフロンターレ。
今年こそは…どうでしょうね。楽しみなチームです。