3年連続3度目の出場で3度目の正直を
言いたい事は題名にすべて集約されてますw
さて、J2も残るはプレーオフ決勝のみ。
熾烈な出場権争いと劇的な1回戦を経て、決勝のカードはジェフvsモンテディオとなりました。
ところでこのプレーオフ制度、当初は
「3位までが突出してて、4位以下の成績がヘボいのにJ2の5位とかがたまたま抜けちゃったらどうしよう」
みたいな心配がありましたが、今のところ杞憂に終わっている模様。
毎年面白いぐらい団子です。
とりあえず、モンテさんとの相性とか見てみましょうか。
■成績
通算対戦成績:10試合 5勝 1分 4敗
互角ですな。
ちなみにこの成績、実際にJリーグで初対戦した2009年以降の成績でして、
最初の試合(山形の勝利)のジェフのメンツで残ってるのは谷澤と岡本だけという。
モンテディオ側だと、石川、石井、秋葉が残ってますね。あと現在ジェフにいる佐藤健太郎。
なので選手間には苦手意識も得意意識も無いと思います。そもそも互角ですしね。
今シーズンの対戦だけ見ると、1勝1分1敗。(天皇杯含む)
ここも互角かよ。
てな訳で、たまたまJ2での最終順位はジェフが3位でモンテディオが6位でしたが、
正直力の差は無いと言っていいでしょう。
■勢い
今最もノリに乗っているGKは?という問いがあったとすると、
恐らくその回答は「モンテディオの山岸」になるでしょう。
天皇杯準決勝でジェフのシュートをことごとく弾き返し、
プレーオフ1回戦では試合終了間際に決勝ゴールを叩き込むという活躍っぷり。
チームとしても初の天皇杯決勝進出とJ1再昇格間近という、ある意味非常に幸せで充実した状態と言えます。
勢いの面ではモンテディオに軍配が上がりそう。
一方のジェフ。
手前味噌かもしれませんが、関塚監督になってから「本当の強さ」を手に入れつつあるような気がしています。
以前までのジェフは、調子が良ければ乗っていけるのですが、
少し躓くとチーム全体が落ち込んでしまい、打開策も粘りもないままズルズルいっていました。
が、
最近は先制されても何とかして追い付く、もしくは逆転する。
劣勢であってもカウンターで点を取って泥臭く逃げ切る。
そんな試合が見られるようになっています。
それが関塚監督によってもたらされたのか、
あるいは色々な監督の元で悔しい思いをしてきた選手達が身に着けたモノなのかわかりませんが、
少なくとも「簡単なチーム」ではないんじゃないでしょうか。
*************************************
という事で、私個人としてはジェフの勝利を切に願い、信じて止まないのですが
試合の結果がどっちに転ぶのかは五分五分と言っていいと思います。
ただ一つわかるのは、間違いなく「熱い試合」になります。
もうジェフには「プレーオフ連続出場記録」なんて伸ばしてもらわなくて良いので、
ここらで決めてしまってください。