《vsギリシャ》残念な結果だけど、責める気にはならない
そろそろ落ち着いてきたかと思われるので、
ひっそりとギリシャ戦について書こうかと思います。
で、言いたい事のメインは題名の通りなんですけど、
結構こういう論調の人が多くてあんまり目新しくないですねw
某Yahooとか、某2chとか、某評論家陣なんかにはエライ責められ方をしてるんで
世の中の論調が「日本代表ダメだこりゃ」的なのかと思ってましたよ。
いや、確かに今までのところ結果は全然良くないですよ。
「出来れば勝点4欲しい。。。」
って思ってましたもん。
それが勝点1じゃ、やっぱり嬉しくないです。はい。
でも、世間で言われるほどギリシャ戦ってダメダメだったのか、っていうとそうでもないと思ってるんです。
以下理由など。
■退場で決まった方向性
内田も試合後のコメントで言ってましたね。
「あの退場が嫌だった」と。
まさしく、あの退場後からギリシャの腹は決まったのです。
「ドローでOK」と。
そして守りで頑張る事に関してはギリシャの得意分野。
ある意味あの退場でチームが一体化して、みんなの見る方向が一致したんですね。
一方で日本はどうでしょう。
元々「負けられない試合。いや、勝たなきゃいけない試合」
と位置付けてたかと思います。
まあメディアさん達は相変わらず「ギリシャの方が格下」的な、謎の報道をしてましたが
何にしろ「勝てよ勝てよ」という雰囲気だった訳です。
私自身も、このグループ内であれば一番勝ち目がある相手だな、とは思ってました。
実際、相手が1人少なくなったこともありますが、
日本は波状攻撃をしかけてました。
…え?あれが波状攻撃かって?
ま、その辺は見方によるでしょう。
少なくとも今までの日本なら、ガチガチに固めた相手に対してもっと何にもできませんでしたから。
大久保の飛び込みも惜しかった。その後の内田のシュートも惜しかった。
吉田のヘディングはあそこまでヒットせずにかすっただけなら入ったかもしれなかったし、
本田、遠藤のFKもコース自体は悪くなかった。
(※ただし長友のクロスの質だけは疑問)
でも、得点できなかったんです。
良くある話です。
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この試合の日本代表への批判で非常に多いと感じたのが
「10人相手にアレかよ」
ってやつですが、
上に書いたように感じていたんで、正直的外れな批判だと思ってます。
これでね、1人少ない相手にガンガン攻められたら問題だと思いますけど、
そんな事は全くなかった訳で。
あとパワープレーについて。
個人的には「確率低いのに。。。」と思ってしまいます。
吉田を上げて、敢えて地上戦に行くぐらいやって欲しかったなぁ、と。
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とはいえ、何にしてもコロンビア戦に勝たないと終わりだし
勝っても裏の試合次第でグループリーグ敗退です。
突破の可能性は本当に低いし、正直ほぼ無理だな、と思ってます。
だから、グループリーグで敗退しても多分「やっぱりか。。。残念。」ぐらいになるでしょう。
でも、応援します。
彼らは負ける為にやってる訳じゃないし、そうは見えなくても必死にやってるんです。
「負けても良いから特攻しろ」なんて本当に無責任すぎて、悲しくなります。
勝つ為に、選手一人一人が考えながら戦っています。
だから、私はそれを見届けようと思います。
W杯なんて、良い時もあれば悪い時もあります。
終わってから、あれが良かった、あれが良くなかったと分析すればいいでしょう。
今は、最後まで見るべきですよね。