Jリーグ人気拡大に向けて、私達が出来る事

大層なお題ですが、身近な話題です。

■ライト層におけるサッカーのイメージ

「サッカーって、ファールで選手がゴロゴロ転がってて凄い痛そうなのに、

　次のプレーだと平気な顔して走ってるよね。」

と、身近な人に言われました。

その人はサッカーが嫌いな訳ではないけれど特段好きな訳でもなく、

日本代表の試合なら観るけどJリーグを自分から観る事は無いという、

要するに『ライト層』と呼んで差し支えない人物です。

現在、観客動員数がやや横ばい状態にあるJリーグ。

今後はサッカー好きだけではなく、こうした『ライト層』を如何にして取り込むかも

一つの課題であると言えるでしょう。

さて、上記のような（やや悪い）イメージを持っている方に対して

どうやって説明し、悪いイメージを払拭すれば良いでしょうか？

（以前にも似たようなお話を書きましたが、似たようなお話ですｗ）

その時の私はこう説明した記憶があります。

「いや、アレは実際痛いんだよ。思いっ切り蹴られたりしてる訳だし。

　でもほら、時間が経てば痛みも徐々に引くじゃん？

　それに、試合中はアドレナリン出まくりだから、痛みとか忘れちゃうんだよ。

　決して演技で痛そうにしている訳じゃない、はず。

　まぁ中には演技でファールを貰おうとする人もいるけど。。。みんながみんなじゃないよ！」

と。

…必死すぎるｗ

ただ、そんな内情をライト層な方々に説明した所で

「ふーん」

で終わりそうですよね。実際そんな感じで終わりましたし。

結局のところ、サッカーのルールで何とかすべきなんでしょうか？

例えば

　必要以上に痛がる等の相手の不利を導き出すような行為を意図的に行った場合、警告

…あれ？シミュレーション（ダイブ）や遅延行為に対する警告として、既に存在しますね。

それに「必要以上に」というのは本人以外わからないです。

（痛みを即座に数値化出来るスーパーハイテクマシンがあれば別ですが）

では、選手達に「嘘はいけません」と周知徹底する、とか？

…う～ん、それでダイブとか遅延行為が無くなるんだったら、

とっくの昔に無くなってるような。

正直、ダイブや遅延行為なんかを今以上に劇的に減らすのって、

現行ルールをベースにする以上、難しいと思います。

本気でなくすならフットサルぐらいに「接触プレーの禁止」とかしないと無理でしょう。

という事は、ライト層の方々に対してはやっぱり

「これはもうサッカーの一部なんだよ」

と言うしか無さそうですよね。

その上で、そういう所を含めてもサッカーは面白いのだよって事を

地道に説いていくしかないのかも知れません。

幸い、日本代表の試合はライト層の方々を大いに取り込んでいます。

そこから“サッカー好き”へシフトさせるには、

ライト層ではない私達が閉鎖的・排他的にならずに

「一見さんウェルカム」

な体制でどんどんとライト層の方々を巻き込んでいく事が大切でしょうね。

実は、こういう事を考えるといつも同じ結論に辿り着いてしまいます。

結局、何かを広めたりするのに特効薬は無いって事なのでしょう。

Jリーグが開幕する前に、自分の考えをまとめる意味でのエントリーでした。

何か良いアイディアがありましたら教えて下さい。