《ジェフ》越年せずに監督決定
「関塚氏を監督に招聘へ」
「関塚氏との交渉決裂」
「ハシェック氏に要請」
「ハシェック氏との交渉決裂」
と、一部スポーツ紙(スポ○チ)にあっちゃこっちゃ踊らされましたが、
東日本大震災の復興支援試合であるチャリティーマッチが開催されている裏で
あっさり(?)決まったようです。
鈴木淳監督です。
鈴木監督といえば、
それ程強豪ではなかったアルビレックス新潟で
しっかりと残留を果たした後に過去最高の6位にしたり、
大宮アルディージャでも苦戦しながら残留をしたりと
オレンジなJ1チームでの実績がある監督。
イメージとしては
「それ程強くないチームでもしっかりと戦える集団にする」
「外国人選手の使い方が上手い」
という感じでしょうか。
外国人選手に関してはアルビレックス、アルディージャの両チームとも
非常にスカウトが優秀ですので、
監督のみの手腕とは言いがたいですが。
まぁ、そういった選手をちゃんと使いこなせてるという意味では
十分素晴らしい手腕ですね。
そんな鈴木監督。ジェフとの相性ではどうでしょう。
■残留させる力≠昇格させる力?
実績からしても、J1でそのチームを残留させるのに長けているのは間違いないでしょう。
気になるのは、過去にモンテディオ山形を昇格させられなかった事ですが、
当然その頃(2004~2005年)以降に色々と監督経験を積んでいますので、
短絡的に「昇格苦手なんじゃ?」という事にはなりません。
…よね?
残留でも昇格でも、「ここぞの試合」に勝つ必要があります。
そういった部分でジェフに力を与えて頂けたら、と思います。
■外国人枠がキーポイント
鈴木監督が志向するサッカーは、木山前監督のそれと大きくは変わらないと思っています。
ただし、木山さんと違うのは前述したように
「外国人選手を上手に使っている」所かと。
アルビ時代はエジミウソン、シルビーニョ、マルシオ・リシャルデス、PJ、ジウトンといった能力の高い選手を
見事にチームに溶け込ませていました。
アルディージャでもラファエルやマト、イチョンスがキーマンでした。
つまり、能力のある外国人選手(特にブラジル人)を連れて来れば
上手い事チームに馴染ませてくれそうなのです。
…問題はジェフの強化担当が「能力のある外国人選手」を見つけてこれるかどうか、です。
んー、頑張ってください。>ジェフスカウト
他にも
「実はホームで勝てない監督」だとか
「途中までは理想を追い続けて、結局最後に現実路線になる」とか
色々と評判はあるようですが、
散々っぱら断られ続けた挙句の鈴木監督就任と考えれば
悪くないどころか、良い人選なんじゃないかと思います。
何やかんやでようやく監督も決まりました。
やっと選手人事に入れますね。
まずはレンタル選手の可能な限りの延長と、
優良外国人選手の発掘あたりでしょうか。
来期こそ。。。昇格をお願いします!
ま、この時期はいつも思ってるんですがw
心のどこかで
「ボスニアサッカー協会の『正常化委員会委員長』の任が解けたオシムさんを。。。」
と思ってたのは内緒です。
《追記》
京都サンガが川崎フロンターレの柴崎晃誠と山瀬功治を獲得した、との事。
(柴崎は徳島でした)
何だよそれー。ズルいよー。強いじゃーん。
来期はガンバもいてヴィッセルもいてサンガもいて。。。
大変そうですな。