おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

オリンピック代表監督の悲哀

関塚監督が批判されてますね。

「OA枠の使い方が意味不明」

に始まり、

「采配が意味不明」

「何がしたいのか」

って感じで。

ま、NZ戦とベラルーシ戦を見るにつけ、

本当に本番直前なの?と疑問を呈したくなるのもわかる気がします。

とは言え関塚監督は負ける為にやってる訳じゃないでしょう。

日程、体調その他を色々と鑑みて、現状で最良であろうと思われる策を

選択しているはずです。

(結果はまた別ですが)

で、何かこんな風な雰囲気、感じた事あるなーと思ったら

前回のオリンピック代表監督、反町さんと似た感じな気がします。

いや、アテネの山本監督?

いやいや、アトランタ西野監督

って考えたら、オリンピック代表が注目されるようになって以降の

日本人監督がみんな同じような雰囲気だった気がしてきましたw

トルシエさんはちょっと例外でしたが。

西野監督中田英・前園と衝突してたし、

「守備的過ぎる」って批判されてた気が。

山本監督は鈴木啓太外したり、チームとしての攻め手がなかったりして

やっぱり批判されてましたね。

反町監督は色んな選手を試すあまり、予選と違うチーム作っちゃって

しまいにはOA枠も使わずに本戦で3戦3敗、得点1という

非常に残念な結果に終わって、やっぱりエライ批判されてました。

こうして見ると、

皆さん「考え過ぎてチームをしっかり作れなかった」ってイメージがあります。

オリンピック代表ってやっぱり難しいのかな?

んで現監督の関塚さんですが…やっぱり考えすぎてる気がします。

ヤバイ兆候だ、コレ。

一方で特異な例としてトルシエ監督。

A代表はW杯の予選が無かった為、A代表との掛け持ちで監督出来たんですね。

なので戦術もU-23A代表で統一出来てたし、

U-23に不足する部分もすんなりOA枠でカバー可能だった訳です。

また、優秀な選手がU-23に多かった事、

ちょうど世代交代の時期だった事など

多くの要素で彼は幸運だったんじゃないでしょうか。

かと言って、日本人監督が同じ事を出来たかというと、多分無理だったでしょうね。

あのキャラクターだからこそ、オリンピックでベスト8という結果を残せたのでしょう。

こう考えると、関塚さんだろうが誰だろうが

オリンピックの監督というのは制約も多くて非常に難しいだろうし

批判も必ず受けそうなものです。

だからといって適当にやっても良い訳じゃないですけど。

なので、個人的に関塚監督には

我々に狙いが伝わりにくくても、

メダルなんて獲れなくても、

グループリーグで1勝も出来なくてもいいので

確固たる信念を持って、少なくとも選手たちにとって実りのある大会になるよう

率いてもらえれば良いなあと思います。

それが今後の日本サッカーの発展に繋がるのであれば。

どうでもいいけどエスパルスの林って、2大会連続でバックアップメンバーなんですね。

何か凄い。