２０１１シーズンの展望（アントラーズ編）
第四弾。遂に連覇が途切れてしまった鹿島アントラーズです。
それでもＡＣＬの権利は天皇杯でガッチリキャッチ。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
ＤＦ：西大伍（札幌） ：完全
ＤＦ：アレックス（千葉） ：完全
ＭＦ：本田拓也（清水） ：完全
ＭＦ：増田誓志（山形） ：復帰
ＭＦ：土居聖真（鹿島ユース） ：新加入
ＦＷ：田代有三（山形） ：復帰
《OUT》
ＧＫ：川俣慎一郎（仙台） ：レンタル
ＤＦ：大岩剛（引退） ：引退
ＤＦ：笠井健太（未定） ：退団
ＤＦ：鈴木修人（栃木） ：レンタル
ＭＦ：船山祐二（山形） ：完全
ＭＦ：大道広幸（岡山） ：完全
ＭＦ：川島大地（山形） ：レンタル
ＦＷ：佐々木竜太（湘南） ：レンタル
ＦＷ：マルキーニョス（仙台） ：完全
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例年になく積極的な選手補強と若手のレンタルをしている印象です。
特に補強は豪華。
内田が抜けてからピリッとしなかったＳＢには西とアレックスを完全移籍で獲得し、
（新井場とジウトンも頑張ってましたよ）
やや高齢化が進む中盤には日本代表の本田拓也の獲得とモンテディオで一皮剥けた（？）増田の復帰で活性化させ、
大迫、興梠という実績のあるＦＷの所にも田代復帰とカルロン獲得、と。
あとは新規加入の若手選手がこれまた有望な選手ばかり。
何となく、かつての中田浩二、本山、柳沢、小笠原という時代を思い出させます。
そんな補強をした上に、
ＯＵＴの方はいわゆる「主力クラス」というとマルキーニョス、ジウトンぐらいでしょうか。
マルキーニョスはまさかベガルタに行くとは思いませんでしたが。
そして宮崎、鈴木、佐々木といった「実力のあるサブ」をレンタルで修行に出しているのも、
数年後を見越しての事のような気がします。
そんな訳で、今シーズンのアントラーズは例年にない「本気度」が感じられます。
ＡＣＬも本気だな、これは。
そんな戦力充実のアントラーズ。
早速フォーメーションを予想します。
興梠 カルロン
フェリペ 野沢
本田 小笠原
アレックス 新井場
伊野波 岩政
曽ヶ端
（控え）杉山、西、中田、青木、本山、大迫、田代
去年活躍した遠藤や復帰の増田が漏れる程の戦力です。
いや凄い。
こりゃ柴崎は簡単に出られないんじゃないかなぁ。。。
特にＳＢのレギュラー争いは非常に激しくなりそう。
勝手に西を控えに回しましたが、新井場は左右両方出来るし
アレックスは守備にやや難があるので
この辺りをどう使っていくのか、オリヴェイラ監督の選択に注目。
また、ボランチも本田をレギュラーに入れましたが中田浩二という手もあります。
ただ、中田浩二は今シーズンＣＢ固定で使うんじゃないかとの情報もありますので、
とりあえず上記のような予想としておきました。
青木や柴崎、梅鉢はここに挑まなければならないって事で、非常に大変。
攻撃陣は田代、大迫、本山が控えるという豪華っぷりで
この辺の組み合わせはどれになっても強そうです。
昨シーズンの本山は見事な「スーパーサブ」になってましたので
今シーズンも同じような使われ方になるでしょう。コンディションもまだ不安があるのかな？
やっぱり優勝候補だなぁ。
