２０１１シーズンの展望（セレッソ編）
第三弾。何とビックリ大躍進だったセレッソ大阪です。
Ｊ２から昇格したシーズンで３位っていうのは初では？
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
ＤＦ：高橋祐太郎（神戸） ：完全
ＤＦ：金聖基（朝鮮大学） ：新加入
ＭＦ：倉田秋（千葉） ：レンタル
ＭＦ：中後雅喜（千葉） ：レンタル
ＭＦ：金甫炅（大分） ：復帰
ＭＦ：野口直人（Ｃ大阪Ｕ－１８） ：新加入
ＦＷ：ピンパォン（ヴァスコ ダ ガマ） ：レンタル
《OUT》
ＤＦ：山下達也（札幌） ：完全
ＤＦ：羽田憲司（神戸） ：完全
ＤＦ：石神直哉（湘南） ：完全
ＭＦ：アマラウ（未定） ：退団
ＦＷ：アドリアーノ（Ｇ大阪） ：完全
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昨シーズン躍進の立役者であったアドリアーノ、家長が抜け
中盤の底で相手の攻撃の芽を摘んでいたアマラウも退団。
また、貴重なバックアップであった石神、羽田も退団と
メインな選手が抜けた印象です。
まあそれでも穴は埋めないとね、という訳で
まずはアドリアーノの代わりをピンパォンにやってもらおう、と。
この選手、なかなか経歴が異色ですね。フットサルをずーっとやってて
２０歳でプロサッカーチームに入団。
「サッカー歴」をフットサルと明確に分けると、何とサッカー歴３年です。
ま、ブラジルでフットサルやってたって事は、かなり足技が巧みだと思いますが。
しかもヴァスコ・ダ・ガマって言ったら名門じゃないですか。
そこに入ってたんだから、経歴が異色だろうがなんだろうが、実力はありそうです。
プレシーズンマッチでも割と活躍してたみたいですし。
そして家長の穴埋めですが
一番手はレンタルから復帰した金甫炅（キム・ボギョン）でしょうか。
確かトリニータでは１０番付けて、前半戦はかなり気を吐いていた印象が。
後半戦はかなりマークされて、力出せてませんでしたが。
まあ、即「家長の代わり」にはならないでしょうけど、
そこはジェフから来た倉田や、野洲高校時代の乾と同級生の村田といった所もいますので、
何とか上手く回していきたいですね。
ＡＣＬもあるし、今シーズンは選手層が大事。
あとはアマラウの穴埋めですが、ここは元ジェフ（というか元アントラーズ）の中後に任せたい所。
ただ、ちょっとキャラが違うかなー、という気はします。
中後は長短のパスを散らすタイプで、あまり「潰し屋」ではないですから。。。
マルチネスと並べた時に果たして守備が軽くならないか、という心配はあります。
そういう意味だと羽田の移籍は痛いような。
さて、開幕からいきなり「大阪ダービー」という日程君の粋な計らいが見られる訳ですが、
ガンバが怪我人に悩んでいるのとは対照的に、こちらは大きな怪我人はいない様子。
例の「３シャドウ」がガンバ守備陣を悩ます展開になると、
セレッソとしては勝利も見えてくるのではないでしょうか。
では予想フォーメーション
金甫炅 乾 清武
マルチネス 中後
丸橋 高橋
上本 茂庭
キム
（控え）松井、藤本、酒本、山口、倉田、小松、播戸
こうして見ると、攻撃陣に期待出来る選手が多いですね。
控え予想に入れませんでしたが、永井龍や杉本健勇というＦＷもいます。
アジア大会での活躍が記憶に新しい（新しくないか？）山口蛍も、活躍が期待されますね。
一方で守備陣に怪我人や長期離脱する選手が出ると、若干苦しくなりそうですが。。。
今年も茂庭には頑張ってもらわないと。
ＡＣＬも是非頑張ってほしいチームです。
