2011シーズンの展望(グランパス編)
さて、3/5より遂に2011年のJリーグが開幕します。
代表があんだけ盛り上がったんで、ここは一つJリーグも盛り上げていきたい所。
各クラブの有力選手が海外に行ったりもしていますが、
それは“その穴を埋める新たなスター誕生の機会”と捉えて楽しみましょう。
南米選手権に向けての新たな選手発掘ってのも楽しみの一つかも。
てな訳で、2010シーズンに引き続き
選手のIN/OUTの面からチーム展望を占ってみたいと思います。
ま、これで2010シーズンの順位予想は思いっ切り外しましたが…。
なお、そのチームに対して知っている限り(見た限り)の知識等を総動員して書きますが、
見識不足からくる内容の薄さがある事をご了承下さい。
こないだのエスパルスのエントリーみたいにはならないように気を付けます。
ではまず第一弾。昨年度のチャンピオンチーム、名古屋グランパスです。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
MF:藤本淳吾(清水) :完全
《OUT》
DF:竹内彬(千葉) :レンタル
MF:平木良樹(湘南) :レンタル
MF:福島新太(徳島) :完全
MF:マギヌン(未定) :退団
FW:巻佑樹(湘南) :レンタル
FW:杉本恵太(徳島) :完全
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注目はやはり永井謙佑でしょうか。
噂では10以上のJリーグクラブが獲得に動いたとか何とか。
広州アジア大会での活躍も記憶に新しいです。
グランパスの攻撃陣はなかなか層が厚いと思いますが、
それでもあのスピードは大きな武器ですし、グランパスはACLも戦わないといけませんので
当然出番は出てくると思います。
そこで活躍したら、あっという間に代表に選ばれてもおかしくないかと。
もう一人、即戦力としてエスパルスから藤本淳吾を獲得しました。
恐らく退団したマギヌンのポジションで使われるでしょう。
代表に定着する為にも、藤本には更なる活躍を期待したいと思います。
ちょっとOUTの方に目を向けると、
竹内、巻、杉本といった「準レギュラー」だった選手が抜けていますね。
特に杉本が完全移籍してしまうとは、ちょっと驚きです。
ただ、グランパスだとスーパーサブ的な立場を脱する事が難しかったでしょうから、
杉本のステップアップの為には必要だったのかもしれません。
戦力のアップダウンという事を考えると、ほぼ±0という感じでしょうか。
大きな補強も、大きな戦力ダウンもない感じ。
マギヌンの穴に藤本、杉本の穴に永井、その他抜けてしまった所も
現存の選手達で十分穴埋め可能という計算でしょうね。
どちらかというと気になるのは怪我人の存在でしょうか。
ダニルソンが序盤戦に出場不可能なので、中盤での守備がやや不安に。
また、ブルザノビッチも怪我で前半戦は難しそうなので、オプションが減ってしまいます。
その辺りを踏まえて、予想フォーメーション
玉田
藤本 金崎
吉村 中村
阿部 田中隼
増川 闘莉王
楢崎
(控え)高木、松尾、千代反田、三都主、小川、橋本、永井
こんな感じでしょうか。
仮にケネディが何らかの理由で出場不可になると、ちょっと怖いかもしれません。
その時は玉田、永井の2TOPかな?
ともあれ、2010シーズンに遂にリーグを制したグランパスが
周囲に本当に「強い」と見せつける為には、やっぱり連覇しかないでしょう。
更にACLも制したりして
ピクシーが「グランパスの時代」を作り上げる…とか妄想すると何だか楽しくなってきます。
今のところ、割と隙がないかも。