FWの交換
欧州は今シーズンオフで、もうすぐ市場も閉じてしまうという事で
そろそろ大物の移籍もあるのかな?ないのかな?的な雰囲気。
(今期はそんなになさそうですが)
で、Jリーグのクラブ間移籍もなかなか活発の様子。
本日付けのニュースで以下の3つが発表されてます。
新潟の河原、大分に期限付き移籍
FC東京に前田が加入 J2大分から期限付き移籍
仙台に赤嶺が加入 FC東京から期限付き移籍
なんとまあ、全員FWです。
ベガルタとFC東京については若干の得点力不足が見られますし、
トリニータも最近は点が取れなくなってきている感じです。
起爆剤としての獲得でしょうかね。
ちなみにこの移籍を可視化しますと
→ 河原 → 前俊 → 赤嶺
となります。だから何だ、って感じですね。
まあ、言いたかったのは
「玉突き事故みたい」
ってだけです。すいません。
さて、それぞれの移籍について、ちょっと考えてみます。
まずは河原。
この選手はU-20で見た時に
「えなりかずき似だな」
「地味だけど味方からすると助かる選手だな」
と思ってました。
最近は観てないのですが、アルビサポ的には如何だったでしょうか?
前線からのチェックも真面目にやるし、
味方のパスを引き出す動きも上手い。
ただ、ちょっと決定力が…、というイメージ。
「泥臭い」系のFWでしょうか。
トリニータの現状の問題点はどちらかというとDFラインじゃないかと思うのですが、
とりあえず河原の良さを上手く使って、高松やキム・ボギョン、チェ・ジョンハンを活かしたい所。
んでそのトリニータからFC東京に移ったファンタジスタ・前田俊介。
サンフレッチェ時代から「天才」と言われ続け、U-20で貴重なゴールを決めた事もあったような。
果たして城福さんは、この前俊をどう料理するのか、楽しみです。
赤嶺出して前俊獲得って事は、それなりに必要だったからだと思いますし。
大黒がいて平山がいて重松がいてリカルジーニョがいて鈴木達也がいる、意外と(?)FWの層が厚いFC東京。
ここにヒラメキ系FWの前俊が入るのは、なかかな楽しそうではあります。
モノ凄くプラスに考えると、前俊は
大黒のオフザボールの動きと決定力
平山のポスト
重松の勢い
リカルジーニョのドリブル
鈴木達也の運動量
を目の前で見れる訳で、その気になればかなりの勉強になるだろうし
それぞれを身に着ければ超一流の選手になれるよ!
っていう妄想が出来ます。
とりあえず、試合に出れるように頑張ろう。前俊。
っていうかこれだけの選手を揃えていて、何で低迷してるんだFC東京。。。
そしてそのFC東京からベガルタへ移籍したのは赤嶺。
彼は上手さがある訳じゃないですが、泥臭さと粘り強さで結果を出してきた選手。
技術のある選手と組めば、点を重ねられそうな気はします。
スタメンは難しいかもしれないけれど、元々途中出場で結果を残してきた赤嶺なので、
まずはスーパーサブとしてやれるかもしれませんね。
何より、ベガルタは今、中島と中原が怪我で欠場してますから
FW不足ですし。
とまあ、それぞれの選手とチームについて考えながら
獲得が活きるかどうかを探ってみたのですが、
それ以前にクラブが「必要」と思って獲得したのですから、
選手にとっては間違いなくチャンスだと思います。
新たなチームで輝ける事を期待しましょう。
特に前俊。