巻誠一郎に贈る勝利《vsトリニータ》
またしてもスカパー様のお陰で観る事が出来たこの試合。
(毎月第一日曜日は無料開放デー)
ライブじゃないですけど。
でもどうしても観たかったんです。
そう。
巻のセレモニーがあったから。
試合は5-0で大勝。
こんな勝ち方は久しぶりです。
中断明けてからの初勝利。これで連勝することが出来れば、波に乗れるかもしれませんね。
内容的としては
相手ディフェンスラインの裏を付き続けたジェフが、その狙い通りに点を重ねた勝利でした。
トリニータのディフェンスラインの出来がちょっとよろしくなかったのか、
谷澤が、深井が、ネットが、次々に抜け出しては得点。
システム的にもボランチを2枚にしてトップ下を置いた事で、
チームの重心がやや後ろになりつつもバランスが良くなったようなイメージ。
(監督は「いつも通りのアンカーを置いたシステム」って言ってましたが。。。)
佐藤勇人と工藤がやや余裕を持ってボールを保持し、
谷澤がセカンドトップ的な動きで相手の嫌がる所に顔を出す。
それによってネットにも余裕が生まれてチーム全体が上手く機能していたように思えました。
そして何より、選手一人一人の運動量が多かった。
暑い中懸命に走り回り、トリニータが攻めに転じれば厳しくチェックに行く。
まるで選手全員に巻の魂が乗り移ったかのようでした。
そしてセレモニー。
その前にスタジアムのビジョンに巻とジェフの軌跡をまとめたVTRが流れると
巻は笑顔で涙を流していました。
その後、しっかりと挨拶。
彼らしい、誠実で心のこもった挨拶でした。
泣きそうになる巻、それを見て涙腺の緩む私。
スタジアムを一周して残ってくれたトリニータサポ(嬉しいですね)や
多くのジェフサポに挨拶して、
巻によるでんぐり返しと「俺たちジェフ!」。
本来ならば寂しいはずなのに、何故か心が温まりました。
心に残る、素晴らしいセレモニーだったと思います。
何だか、何を書いてるのかよくわからなくなってきました。
とにかく、巻はロシアで熱くプレーしてくれれば良いです。
結果が出ようが出まいが、自分らしいサッカーをしてくれれば。
巻との3つの約束。守りたいです。
だから巻も約束通り、いつかジェフに帰ってきて下さい。
待ってるよ。