おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

カウンターの美しさ

普段は欧州サッカーカテゴリーでブログをエントリーする事は殆ど無いのですが、

ちょっとだけお邪魔致します。

もちろん、チャンピオンズリーグ決勝についてです。

なお、この試合の内容について、細かなポイントや戦術なんかは

常日頃からインテルバイエルンを観ているブロガー様にお任せするとして、

私はミーハー意見に終始させて頂きます。

結果については皆様ご存知の通り。

2-0

モウリーニョ監督率いるインテルが師匠ファンハール監督率いるバイエルンを下し、

見事に頂点に立ちました。

個人的にこの試合で印象に残ったのは

先制点の完璧なカウンター

ロッベンの哀しさ

エトーをも守備に回すモウリーニョ戦術

でしょうか。

■お手本カウンター

まずは、何と言っても先制点。

 GKのキック

ミリートの落とし

スナイデルのスルーパス

ミリートの落ち着き払ったシュート。

プレーとしては4つだけなんですよね。

お手本通りの速攻でした。

ただ、これはD.ミリートの強さと上手さがあってこそのモノ。

コレを見て

「日本代表もこういう風にすればいいのに」

とか思っちゃう人もいるかもしれませんが、

あんなに上手く正確に競り合いで落とせて、

尚且つゴール前で一瞬キックフェイントを入れてGKのタイミングを外すなんていう芸当は

普通の選手には出来ません。

やっぱりワールドクラスのFWは違います。

■哀しきドリブラー

次にロッベンバイエルンの中で一人気を吐いていたように見えました。

が、

残念な事にほぼ「独り」でのお仕事。

ドリブルは素晴らしかったですが、キヴとサネッティが最後まで粘り強く

対応する事で

決定的なシーンとはなりませんでした。

リベリがいたら。。。どうだったんでしょうかね。

それにしても、シュヴァインシュタイガーボランチだと良さが余り見えないような気がしました。

まあ、私のイメージはEURO2008の時のドイツ代表なんですが。

■WBエトー

まあこれも完全に私の固定観念が崩れただけの話なんですが、

エトーは3トップの右に位置すると思いきや、

殆どWBかというぐらいのポジショニングでした。

エトーに守備のタスクを負わせ、それをしっかりとやらせるモウリーニョの手腕なんでしょうか。

バルセロナ時代のエトーのイメージが余りにも強いので、

あんなにきちんと下がって守備をするとは思いませんでした。

でも、あそこに位置しているエトーは大きな脅威にはならないですよね。

日本がカメルーンと戦う際のヒントに…なるといいなぁ。

えー、本当にただのミーハー且つ表面なぞっただけの感想になっちゃいましたが、

夜な夜な起きて見た甲斐がありました。

来季も決勝だけは見逃すまい、と心に誓う今日この頃です。

(他の試合も見れる限り見たいです)

しかし、やっぱりモウリーニョは絵になる監督だなぁ。