お疲れ5連戦ラスト《ジェフvsアビスパ》
日本代表選出で盛り上がってる中、ジェフ関連のエントリーを。
代表に関係のないクラブを応援するのって、気楽なような哀しいような微妙な気分です。
今年はW杯イヤーという事からなのか、毎年恒例行事なのか、
とにもかくにもGWは過密日程でした。
4/25(日)のホーム岐阜戦(○2-0)に始まり、
4/29(木)のアウェイ栃木戦(△2-2)、
5/2(日)のアウェイ大分戦(○2-0)、
5/5(水)ホーム富山戦(○2-1)
と、4戦3勝1分で来て、このアビスパ福岡戦を迎えたわけです。
そして結果は1-1の引き分け。
つまり5戦3勝2分となりました。
この5連戦トータルの出来としては「まずまず」だと思いますが、
アビスパ戦のみを考えると「負けなくて良かった」という感じでした。
それぐらい、コンディションがよろしくなかったように見えたのです。
■先制するも
前半からちょこちょことミスが目立っていました。
ちょっとしたパス、ちょっとしたトラップといった所なのですが、
細かく正確なパスで崩す事を目指している今期のジェフですから、
この辺が結構大きく響いてきます。
特にディフェンスにミスが多かったように思います。
裏へのスルーパスへの反応が遅かったり、
クリアが中途半端に相手に渡ったり、
相手のパスを「カットした」と思ったらボールが足元に入り過ぎてオタオタしたり。
そんな感じで簡単にはペースを掴めません。
ただ、攻守の切り替え(特に攻撃→守備)は非常に速く、
アビスパにも簡単にはやらせていませんでした。
そんな中前半26分、自陣からのFKをネットが落として勇人が思い切りの良いミドルを放ち、
これが相手DFに当たりゴールへ吸い込まれました。
このシーンでもそうですけど、やっぱりネットのポストプレーは強くて良いですね。
日本にはなかなかこういうタイプのFWがいないです。
巻とネットが2TOP張ったら、巻も得点が増える気がするのですが。
まあ今は2TOPじゃないから実現しなさそうです。
さて、先制したジェフは徐々にペースを掴みはじめます。
が、ジェフの選手達も疲れたのか、中盤でのチェックがやや緩めに。
そうするとサイドチェンジのパスをガンガン出されます。
「やばいかも」
…と思ったらアビスパ中町にこれまた素晴らしいミドルを決められて同点。
あれは取れません。
どっちかというと、それまでに守備陣に何とかして欲しかった感じです。
そんなこんなで前半終了。
やっぱり疲れからか、パスワークの良さはあまり見られませんでした。
■後半はノーガードの打ち合い
ノーガードなのに両チーム無得点とはこれいかに。
太田が職人的なクロスをどんどん上げるも、もう一歩で得点に結び付かず。
一方で守備は相変わらず危ないシーンがあったものの、
ミリガンを中心に、というかミリガン無双で何とか堪えます。
やっぱ違うわ。オーストラリア代表は。
最後は前線を林、青木孝、太田のチビッ子トリオで固めるも、
残念な事に後方から出てくるボールはヘディングで競るものばかり。
林が惜しいシュートを放つも、ボールは虚しくゴール上へ。
そんな感じでタイムアップとなりました。
これでジェフは2位をキープした訳ですが、
上位チームの中では1試合多く消化しているので実質3位みたいな感じですね。
しかし、非常に選手層が厚いはずなんですけど上手くローテ出来てない気がします。
倉田はかなり疲れが見えてますし、工藤もこの試合では存在が薄くなってました。
まあ、これでやっと1週間の休みが取れますので
レギュラー陣はリフレッシュし、サブメンバーはスタメンを張れるような頑張りを見せて
上手い事チームを回していって欲しいところです。