おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

弱い相手に圧勝するより良いかもね

いや~、盛り上がってますなあ。

セルビア戦。完敗です。

ホームでほぼ満員の中、どエライ試合をしちゃいました。

試合をTV観戦した後、出てきたのは乾いた笑い。

いや、試合中からもう諦めムードだった気もします。

隣で一緒に観ていた妻は、2失点目からスヤスヤと眠っておりましたとさ。

そんな、正直フォローのしようが無い試合でしたが、

何とか捻り出した結果論がエントリーの題名。

モチベーションの低い弱い相手と華試合やって簡単に勝っちゃうよりは、

これで良かったのかもね、って所です。

相手をして下さったセルビア代表、

世間じゃ「2軍だ」「いや3軍だ」と言われているようです。

が、国内リーグの上位チームを中心に組まれたメンバーであり、

ここで良い所を見せればW杯メンバー入りもある…かもよ?

っていう「アメ」をチラつかされていた訳で、

いわゆる「純正セルビア代表」じゃなかったけれども

実力が一気に落ちるような選手達でもなかったかと。

というか、そもそもデカくて速い

“ヨーロピアンな選手”を相手にする機会がこれまで少なかったし、

そういう選手達がある程度のモチベーションで試合に臨んできたんだから、

こっちもそれなりの姿勢で臨むべきだったんでしょうね。

ところかどっこい、日本代表の面々はどうも「テスト」気分のまま。

いつもの親善試合モードでした。

フワっと試合に入って、フワっと失点して、のんびり鈍行パス回し。

さすがにこれじゃ、完敗という結果になってもしょうがない状態でしょう。

失点シーン、中澤曰く

「勇蔵はマリノスのやり方で、徳永はFC東京のやり方でやってしまった」

との事。

…さて、事前に集まって練習したのは一体何だったんでしょうか?

攻撃に関しても相変わらずパススピードが遅いし

パスの受け手のやや後ろに出るボールばかり。

これを見た妻の一言

ラグビーか」

…至言です。

後半からそこそこ攻撃も活性化していたように見えましたが、

石川が突っ掛けて行き、玉田がドリブルで(斜め)前へ進んだから、

というだけの話。

FWは一体どこへ行ったのやら。

岡崎はこの試合、何か出来たのでしょうか?

元々岡崎は格上相手では活躍しにくい選手だと感じていたのですが、

それでも彼を活かすのであれば

この試合のような

「ゆっくりパス回し」

「ふんわりクロス」

「相手の守りが揃ってる中へのセンタリング」

じゃ無理でしょうねえ。

冷静に書こうと思ったんですが、何だかボロボロと愚痴が出てきてしまいました。

いかんいかん。

えーと、結論としては

今まで散々

「強い相手とガチでやって無さ過ぎ」

「アジアしか相手にしてない」

って言われてたんだから、

たまにはこういう試合があっても良いかな、という事。

「もう後2カ月しかないのに!」

という方もいらっしゃるでしょうが、2か月無難に勝ち続けるよりは良かったと…思う事にしましょうよ。

こういう結果を受けて、俊輔が言うように

「原点に帰る」

事が、今の代表には必要なのかな、と思います。

今が底辺…だといいなぁ。