移籍状況から考える今シーズンの展望(アルディージャ編)
第十三弾。強烈な「残留力」を持つ大宮アルディージャです。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
安英学(水原) :完全
村上和弘(川崎) :完全
北野貴之(新潟) :完全
深谷友基(大分) :完全
坪内秀介(神戸) :レンタル
宮崎泰右(大宮ユース) :新加入
《OUT》
朴原載(全北) :完全
波戸康広(横浜M) :完全
小林慶行(新潟) :完全
小林庸尚(佐川印刷) :完全
片岡洋介(京都) :完全
冨田大介(神戸) :完全
村山祐介(大分) :完全
高木貴弘(新潟) :完全
田中輝和(横浜C) :レンタル→完全
斉藤雅人(引退) :引退
川辺隆弥(未定) :退団
西村陽毅(未定) :退団
いやはや、加入も放出も数が多いですね。
特徴的なのは、守備陣をゴロッと入れ替えた事でしょうか。
波戸、片岡、冨田はほぼレギュラーとして試合に出場していましたし、
村山も控えのDF一番手でした。
GKの控え一番手だった高木も放出。第3GKの小林庸尚も。
で、補充する為に
杉山、村上、深谷、坪内という実績のあるDFの選手と、
昨シーズンNo1GKの呼び声も高い、アルビレックスの北野を獲得。
とにもかくにも守備陣の補強(総入れ替え?)を断行したイメージです。
つまり、攻撃はさておき守備を立て直さねば、と考えていたという事。
昨シーズンの成績は得点40(13位タイ)失点47(13位タイ)。
うーん、まあどっちもどっちではありますが、
攻撃に関してはラファエル様がいるからなぁ。まずは守備なんでしょう。
ちなみにラファエル加入前と加入後で1試合平均得点を比較すると、
加入前:20試合24得点 = 平均1.20点
加入後:14試合16得点 = 平均1.14点
変わってませんでした。うん、見込み違い。
やはり心配になるのは守備陣の連携。
今シーズンの布陣を予想すると
ラファエル 石原
内田 藤本
橋本 アン・ヨンハ
村上 杉山
マト 深谷
北野
こんな感じになりそう。
加入してきた選手達はそれぞれ実力があるとはいえ、安定できるかが鍵でしょうか。
マトと深谷のCBって怖いな。色んな意味で。
もうそろそろ毎年恒例行事となってしまった「ギリギリ残留」から脱却したいアルディージャ。
開幕直後はいつもそこそこ調子が良いので、連敗グセをなくしたいですね。
で、昨シーズンの得点と失点を逆にするぐらいになれば、1桁順位が見えてきます。