移籍状況から考える今シーズンの展望(マリノス編)
第十弾。メンツは揃っているのに上位進出出来ずにいる横浜Fマリノスです。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
バスティアニーニ(ボカ・ウニダス) :完全
波戸康広(大宮) :完全
※木村和司 監督
《OUT》
小宮山尊信(川崎) :完全
金根煥(山形) :レンタル
※木村浩吉 監督
ミスターマリノスが帰ってきましたね。俊輔じゃなくて和司さんでしたが。
マリノスに関しては補強云々よりも、この監督人事が一番大きなポイントだと思ってます。
正直、未知数すぎてわかりません。
もしかすると素晴らしい指導者かもしれないし、
「名選手、名監督にあらず」を地で行くかもしれない。
ある意味、楽しみではあります。(マリノスサポの皆様すいません)
何か早速「反オシム流」とか新聞に書かれてましたけど、
まずは選手達のハートを掴みに入っているんじゃないかと推測してます。
今の若い選手達だと、木村和司の凄さを知らない人もいるだろうし。
さて、本題の加入/流出を見てみましょう。
一番痛そうなのは、小宮山の移籍でしょうか。
左サイドで良い働きをしてたと思うんですが。。。
恐らくその穴を埋めるのが田中裕介もしくは新加入(復帰)の波戸あたりかと。
田中は小宮山が台頭する前に左SBやってましたから、大丈夫だと思います。
個人的にはハーフナー・マイクを手放したのが驚きました。
あの高さ、そしてJ2での地道な経験の積み重ねがあったのでそろそろJ1で…と思ってたんですよ。
ところが今シーズンから甲府へ。しかも完全移籍。
J2で対戦するジェフとしては、嫌な選手が残った感じです。高いのに弱いからなぁ。
まあまだ22歳ですから、もう一段階レベルアップしてJ1に行けるといいですね。
後は昨シーズン終盤にパワープレー要員として重宝されていたキム・クナンも山形へ。
その代わりと言っては何ですが、新外国人のバスティアニーニが加入しました。
マリノスにとっても久々のアルゼンチン国籍の助っ人です。
何でもビスコンティに日本の事を聞いてきたとか。
懐かしい名前ですねえ。
木村監督はいっそのことビスコンティとディアスをコーチとして招聘しちゃえば良いんですよ。
何にせよ、このバスティアニーニがどこまでマリノスの得点力を向上してくれるのか、ですね。
昨シーズン失点は37でリーグ3位だったにもかかわらず勝ちきれない試合が多かったようなので。
先ほども書いたように、今シーズンのマリノスは監督交代もあって全く読めません。
昨シーズンをベースに報道なんかを加味すれば
バスティアニーニ 渡邉
狩野 山瀬
河合 兵藤
田中 松田
中澤 栗原
榎本
って感じでしょうか。うーん、わからん。小椋や長谷川、坂田に清水、水沼あたりは
どうやって使っていくのか。
…って、やっぱり層は厚いですね。マリノスは。
木村和司監督がどうやって料理するのか、注目です。