降格決定《vsフロンターレ》
奇跡は起こりませんでした…
一言で「奇跡」と言っても、
昨シーズンの場合は1試合で結果を残せば残留出来たのに対し、
今回は奇跡的な試合結果を4試合続けなければ無理だった訳で。
それはもう奇跡というか、普通の4連勝。実力のあるチームのみ出来る事。
と言って覚悟はしていましたが、やっぱりJ2降格という事実を突き付けられると、非常に重いです。
テレビ観戦でしたが、しばらく呆然としていました。
それでも工藤の先制点で、あるいは後半43分の和田の同点ゴールで
「もしかしたら…」
という期待はしました。すっごくしました。
選手達の意地でこの試合は勝てるんじゃないか、
首の皮一枚がギリギリで繋がり続けるんじゃないか。。。とか。
結果は3-2。
逆転負けです。
個人能力の差、でしょう。
憲剛の、レナチーニョの、ジュニーニョの個人技に対抗出来なかった。
しかし私はこの試合、今シーズンでも出色の出来だったんじゃないかと思います。
工藤は誰よりも走っていました。フロンターレで言えば中村憲剛と同じぐらい走ってたんじゃないでしょうか。
(当然贔屓目です)
中後が何度も顔面でボールを受けながら、身体を張って守ってました。
深井は相変わらず全力でボールを追ってました。
ボスナー、福元のCBコンビはギリギリの所で足を出し、何とかして抑えようと必死でした。
巻はボロボロになりながらも競り合いで勝っていました。
谷澤も下村も坂本も和田も岡本も、
途中出場の米倉もネットも太田も、
全員が全力で身体を張って、立派に闘ってました。
…恐らく、この試合を冷静に観た方は
「ミスが多過ぎる」
「決めるべきところで決められない」
「攻撃時のボールロストが致命的だ」
などと感じたかもしれません。
それがジェフの現状ですし、フロンターレとの差でもあります。
また、今オフの事を考えたら泣き言なんて言ってる場合じゃないし、
ちゃんと方向性を決めて行かなければいけない状況でしょう。
でも、今だけ。今日だけでも良いので言わせて下さい。
本当に良くやった。頑張った。
この試合で見せた魂、そして悔しさを忘れるな!
…選手達、そして現地で声の限りに応援して下さったサポーターの皆様へ。
現地へ行ってもいないくせに偉そうな風に書いちゃいましてスイマセン。
ただ、今回のような試合が出来るんなら、そうそう負けないと思うんです。
そりゃ毎回背水の陣で臨む訳にはいきませんが、
身体を張って守り、何としてでもゴールするという気持ちは
忘れてはいけないと思います。
何はともあれ、これで失うものはなくなりました。
とりあえず天皇杯とか取っちゃって
「やれば出来るんだ」
っていう事をアピールしてほしいですね。
あとフロンターレさん、こうなったらリーグ制覇して下さい。