おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

【豪州戦】色々残念

結果、1-2

前回のエントリーでも書いたように、

この試合に対してはリラックスして、勝っても負けても引き分けても

「このメンバーで何が出来て何が出来なかったのか」

という所を観ようと考えてました。

なので負けた事についてはあんまり落胆してません。

(まあ、せっかく先制したから勝てるといいな~とは思ってましたが)

お互いの実力が出た結果だな、と思います。

また、上に挙げた「見所」に関して言えば

「このメンバーだと攻撃の連動性が更に減るね」

「相手がそれなりに強いと、やっぱり迷いが多いね」

という感覚を受けました。

するってーと何が残念なのか。

CB阿部って

岡田さ~ん、何で?

もう阿部は散々色んなポジションで試したでしょうに。

山口のやる気、感じられなかったんですか?

槙野はちょっと難しいとは思ってたけど、

何故山口は使われなかったんです?

個人的に超残念です。

まあ山口でも結果は変わらなかったかもしれませんが。

■その他の残念ポイント

まずはやっぱり点の取られ方でしょうか。

セットプレー、逆転、ケーヒル

と、2006年をワザと再現してるんじゃないかと言うぐらい

3拍子揃ったやられ方でしたね。

これじゃ、ドイツW杯で失望した人々の

傷をえぐり直して塩塗って唐辛子まぶした様なもんです。

「またかー」

って思いましたもん。

攻撃陣に関しても、残念でしたね。

これまで評価を上げてきた岡崎も何にも出来ず。

玉田はいつもの玉田。

松井が孤軍奮闘?って感じでしょうか。

矢野は基本技術の拙さが目に付いてしまいました。

で、何より、岡田監督に対して残念な気持ちで一杯です。

前述の山口を使わなかった事に対しても残念ですし、

ウズベキスタンカタール戦から続いてきた

「イマイチ」な流れに対して、

これと言った対策や改善点が殆ど見られなかったこと。

キリンカップで上手い事機能した(ように見えた)

“憲剛システム”

に関しても、プレッシャーがキツイ相手だと途端に攻め手を失ってしまってたようですし、

このシステムにしてから、前線でのチェイスが弱くなってきているようにも思えます。

(もしくは相手に交わされやすくなっているのか)

あと、超個人的な事なんですけど

最終予選が終了した時点で

「岡田監督を結構評価してるよ」的なエントリーを予定してたのに、

それも台無しです。

ハイ、個人的過ぎました。すいません。

当然、この1試合だけで全てを悟ったように

「これじゃ本大会も惨敗だな」

「更迭更迭」

と言うつもりもありません。

むしろ、ブレずに

 ・前からの超絶プレス

 ・攻守の切り替えの素早さ

 ・徹底した地上戦

を突き詰めて欲しいです。

突き詰めた上で、3連敗するのであればもうそれはしょうがないかと。

ただ、最終予選のラスト3試合における課題点は

何らかの策を立てて欲しいですね。

相手が前へ前へ来た時のプレッシャーへの対応。

高さ(セットプレイ)への対応。

攻撃の形の無さ。

試合中の修正力。

シュートを打つ意識。

これらは監督だけでなく選手達も、ですが。

岡田監督を擁護するつもりはあんまり無いですが、

一つの可能性としてオーストラリア戦は

「主力が抜けたメンバーで、特別な対応策も立てず、

選手達の『素の力』と今まで培った『チーム力』で

どこまで戦えるのか」

を確認した試合だったのかもしれません。

(もしかしたら、ですよ)

なので、一つの結果と多くの課題が出た

意味のある敗戦にして下さいね、岡田監督。

お願いしますよ。