おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

豪州戦の見方

コンフェデが始まってスペインが圧勝発進したものの、

フジテレビNEXTとやらが見れる環境ではない為内容わからず。

地上波放送を待ちましょう。

で、今回は既に消化試合になってしまった日本代表のオーストラリア戦について。

昔みたいに

「この試合に勝てばギリギリW杯出場!」

とかだったらモノ凄い視聴率が取れそうな試合ですが、

残念ながら(?)そうならず。

日本が強くなったのか、アジアがヌルくなったのかはわかりませんが。

(両方かなあ)

そんな、若干興味が薄れがちな豪州戦。

さてさて、どんなスタンスで見ましょうか。。。

■メンバーから見所を考える

報道にあったように、

中村俊輔・遠藤・大久保・長谷部・本田は

この遠征に帯同していないとの事。

そして今回の代表メンバーに名を連ねていた山田直輝・香川も

既に代表から離脱。

更には中澤まで体調不良。

とどめとばかりに、追加召集無し。

こりゃ、控え組のテスト以外どうしようもないですね。

逆に控え組にとっては、ここでアピールする事が

W杯メンバー入りに繋がるかもしれない訳で、

是非燃えて欲しいところです。

で、スタメンを考えてみました。

      玉田

松井   岡崎   中村憲

    橋本  阿部

長友          内田

    山口  闘莉王

      川島

んー、微妙だ。

もうちょっといじって

      岡崎

松井   興梠   矢野

    中村憲 橋本

槙野         駒野

    山口 闘莉王

      川島

ここまでやってくれるとちょっと楽しいかも。

守備ボロボロになりそうですが。

個人的には以下の点を見たいです。

松井スタメンフル出場で、この面子を引っ張っていけるか

矢野さんにより多くの時間を

槙野出そうよ

GKは楢崎以外を使いましょう

本当に凄く個人的な意見になっちゃいました。

ただ、松井は今結構「当落線上」に来ちゃってるんじゃないかと思ってます。

岡崎、本田といったところが代表の中で地位を築きつつあるのに対して、

まだ「強み」が出せていません。

もちろん、今シーズンあまり試合に出れていなかったという面もあるのでしょうけど、

ここは一つ、アピールして欲しいです。

矢野はフル出場したら結構いい仕事しそうな気がしています。

身体が大きい割にスピードがあって、

前線での守備も頑張りますし。

是非とも「パワープレー要員」じゃない所を岡田監督にわからせてあげて下さい。

槙野は、せっかく連れて行ったんだから使おうよって感じです。

練習の段階でちょっとダメだったのかもしれませんが、

試合で使うと燃えるタイプじゃないかと予想。

後半、山口or闘莉王との交代という形でもいいから、アピールの場を与えてあげたいですね。

GKは経験を積ませる為にも川島(or都築)を使うべきじゃないですかねぇ。。。と思いますが。

■メンバー以外の見所を探ってみる

余りにも代表のコアメンバーがいない為、

戦術の更なる確認というよりかは

このメンバーでも同じコンセプトで出来るか、の確認になっちゃうでしょう。

オーストラリアも既に出場を決めているので、

エライ勢いでガンガン来る事は考え難いです。

なのでまあ、攻撃の形やどこで守備に行くのか、ボールの奪い方はどうするのかを

中澤・中村俊輔抜きでやってみるテストでしょうね。

あと、ちょっと見てみたいのがこのメンバーでのセットプレイ。

誰が蹴るんでしょうか。

阿部が出てたら阿部かな?

そうだとすると、楽しみ倍増です。

彼の右足がまだまだ使えるのか。それともしばらく蹴らないうちに普通になっちゃったのか。

見てみたいなあ。

オリンピックの時のイタリア戦は震えたのになぁ。。。

(…玉田が蹴りそうな予感もする)

豪州戦、勝てればそれはそれで良いと思うんですが、

その結果としての「1位通過」とかで騒いで欲しくないですね。

1位でも2位でも全く変わりませんから。

なので、引き分けや負けでも別に良いかなぁ、と。

で、例えばこれでオーストラリアに負けて

「これで良いのか日本代表」

「遠のくベスト4!」

的な論調がたくさん出たとしたら、ちょっと違うかなあと思います。

“この試合に勝てるようじゃないとベスト4なんて無理じゃないか”

っていうのはまだわかるんですが、

“この試合に負け(引き分け)たからベスト4無理”

って事じゃないような。

微妙なニュアンスの差なんですけどね。

どう考えてもベストなメンバーじゃないし、消化試合だし、テスト的な位置付けなのだから

「このメンバーでここまで出来た/出来なかった。では今後はそこを強化していかねば」

ぐらいですよね。普通。

逆に勝ったからと言って、安泰では無い事も忘れないようにしないと。

とりあえずリラックスして観戦しましょう。