おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

世界で一番速い安堵感

もう「世界最速」とかあちらこちらで見るので、

無理矢理題名に入れてみました。

感覚的には

「最速だから凄い」

じゃなくて、

「世界で一番速く安心させてもらったサポーター達」

って感じで。

ま、最速で煽ってるのはマスコミ様などだと思いますのでこの話題はこれで。

改めて、

日本代表おめでとう。

よくやってくれました。

W杯最終予選はウズベキスタン戦を含めて3試合。

その中で勝点3を得られれば出場が決まるという、

「もう99%決定じゃん」

という周囲の雰囲気がある中で、しかも

「もうウズベキスタン戦で決まるだろ。しかも最速だぜヒャッハー」

的な風潮も一部にあった中だったので

ある意味プレッシャーは大きかったんじゃないでしょうか。

個人的にはホームのカタール戦で決めてくれればOKだと思ってたので、

アウェイの厳しい中1-0というスコアで勝ちきった選手達には

本当に頭が下がる思いです。

で、試合の詳細は皆さん観てたと思うので割愛。

感想などをツラツラと書いてみます。

■苦戦の理由はやっぱり…

まあ、10人中9人が「あの審判のせい」と答えるんじゃないでしょうか。

一部のブログでは

思ったよりも公平だった、という意見もあるそうですが、

やはりこちとら日本人。

日本代表に対して若干の贔屓目で見てしまうんですよね。

で、その目からするとやっぱり

審判はちょっと酷かったように思います。

日本とウズベクに対するファールの取り方の違い。

カードの有無。

長谷部はレッドに値するプレーだったのかどうか。

(目の前で副審が見てたのに、遠目の主審が副審に確認せずにレッドって。。。)

そのせいもあって、日本代表は中盤のプレスを厳しくいけなくなっていたようでした。

その分最終ラインがかなり踏ん張ってくれた印象です。

苦戦のもう一つの原因として

「大久保の幻のゴール」

があると思います。

あれ、オフサイドですか?

FKを蹴った瞬間に大久保がオフサイドポジションに居たのなら理解出来ますが、

VTRで見る限り

FK→大久保飛び出し→ゴール

だったような。。。

あれがゴールだったらウズベキスタンの勢いもかなり納まってたろうし、

実際にあれ以降、すっかり守勢に回っていた様子だったので。

日本サッカー協会も一応、AFCに抗議文を提出するそうですが、

こういうのってマトモに改善された事無い気がするんですよね。。。

■それでも勝ったのだ

そう。

今までの日本代表だったら

こんなアウェイの洗礼を受けて、

ウズベキスタンがガツガツに攻めて来て、

1人減って監督まで退席処分になった場合に

同点にされてたんじゃないでしょうか。

場の空気的に、ですが。

そこを何とか逃げ切った。

これは素直に評価して良い部分だと思います。

確かに、内容が良かった試合とは言えません。

憲剛も最初のアシスト以降、どうも空回りしているようだったし、

遠藤も俊輔も思ったようなプレーが出来ていなかった。

交代で入った本田もキリンカップの時の様な輝きは見せられず、

矢野もらしさを出していたけども、試合の流れを変える事は出来なかった。

芝の状態も日本のプレースタイルに合わない。

そんな中で早い段階の1得点を守り抜いた精神力。

そこは強くなったと感じます。

当然、反省点は多々あるでしょう。

それは監督をはじめ、選手達が理解していると思います。

特に前回大会の経験を持つ、中村俊輔や中澤は。

遠藤も怖さは理解しているでしょうし。

なので、この出場権獲得で浮ついたりする事はないでしょう。

遠くヨーロッパでは、オランダが出場権を得たようです。

これで欧州遠征も実現する可能性が高くなりました。

また、岡田監督もとにかく強豪とのマッチメイクを強く希望しているようで、

犬飼会長も調整したいと考えている様子。

今後、日本代表をより強くする為には強豪とのアウェイでの試合は必須だと思いますので、

是非是非、アウェイでボロボロに負けてもいいからやって欲しいところです。

正直、今の代表の力ではベスト4どころかグループリーグ突破も怪しいでしょう。

私自身はそれはそれで一つの道だと思いますし、

(現在のやり方が世界に通じるかどうかわかるので)

そうなっても失望は特に感じないのですが、

それでも、勝てる可能性が少しでも増えるのであればどんどんチャレンジして欲しいです。