勢いは付いた気がする勝利<フィンランド戦>
5-1。
日本代表が5点も取るなんて、かなり久しぶりな気がします。
まあ相手がアレだったんで、5得点という事実はそれ程大きなものじゃないですが。。。
皆様の目にはこの試合、どのように映ったでしょうか。
私の目には
「とりあえず勢い付いた」
っていうぐらいしか思い付きませんw
■それでも(前半の)岡崎は評価したい
開始15分、32分といずれも似たような形から2ゴールをあげた岡崎。
正直いままでは「単なるガムシャラ」キャラだったんですが、
この試合でちょっと評価上がりました。
あれだけ執拗に裏へ狙い続ければ、相手DFは嫌がるでしょう。
フィンランド代表のDFラインがちょっとばかしザルっぽかった感は否めませんが、それでも岡崎からは「自分が活きるプレーをする」という気持ちが感じられました。
相手が強くないとはいえ、やはり先制点、追加点を取ってくれるとチームとしては楽になります。
そういう意味でも、岡崎の2得点は評価してあげたいです。
後半はちょっと消えてたけどね。
■両サイドバックも悪くなかった。。。よね?
まあここでも「相手が良くなかったけど」という枕言葉は付いてまわるのですが。
内田は背の高い相手に対してきっちり身体をぶつけて競り合っていたし、長友も豊富な運動量ですっかり「定位置」を確保した感があります。
そこは素直に評価。
ただ、内田は2アシストに関してはちょっと相手のプレッシャーが緩過ぎだったので何とも。
いや、良いボールだったと思いますよ。あれを速い動きの中や強いプレッシャーの中で出来れば最高です。
■当然、失点はいただけない
同じ形ですよね。ここ最近の失点。
フィンランド戦での失点の仕方自体は
「最初に都築が触れてればなぁ」
という感じはあるものの、こぼれ球が相手の前に落ちて、そこを決められたっていう不運な部分もありました。
だから、あのシーンで失点が防ぐ方法っていうのはあんまり無いような気もします。
なので、課題は
「いかに相手セットプレイのチャンスを減らすか」
という所でしょうか。
本番とされるオーストラリア戦でも、相手のセットプレイは大きな脅威になるでしょうし。
フィンランドが「仮想オーストラリア」として機能しなかったのは残念なのですが、それでもチームの狙いとして、背の高い相手に対するやり方は見えていたと思います。
やみくもに高いボールを放り込むのではなく、低いボール、裏へのボールを使って「速さ」で勝負。
そして相手の放り込みを防ぐ為に、前線からのチェイシング。
競り合いの時には身体を当てて、簡単にやらせない。
これらを徹底していく事が出来れば、オーストラリアともきっちり戦えるのではないかと。
ただ、オーストラリアは引き分けでOKという試合をしてくると思うので、かなり難しい試合になるとは思いますが。