叩けば良いってもんでもないような
いや~、色んなブログで叩かれてますね。
オリンピック日本代表。
代表って言うか、反町監督ですかね。主なターゲットは。
中には
「日本のサッカーはますます衰退の一途を辿る」
的な論調もあったり。
まあ悔しいというか、残念なのはわかりますけどね。
オリンピックのサッカーの結果で「衰退」とか、ちょっと過剰すぎやしないかと思いますけど。
あと、物凄い勢いで批判(どころかタダの愚痴?)をぶちまけている方っていうのは、よっぽどこのオリンピック代表に期待していたんでしょうねえ。
メダル獲れるかも…って。
アメリカは確かに勝てそうな力関係だったかもしれませんが、
そこに負けてしまった以上、冷静に考えたらもうグループリーグ突破は厳しいってわかっていたと思うんですけどね。
ま、メディアが煽り過ぎでしょう。
このオリンピック代表はナイジェリアに勝てるほど強くなかった。
で、そんな「あんまり強くなさそうなチーム」を作ってしまった反町監督に、批判も集まる訳ですね。
確かに、チーム作りも後手後手だった感じですし、
2連敗したのに「悔いは無い」なんて発言をしてしまうあたり、
ちょっとどうかなとは思いますが。
でも逆に、仮に2連敗して
「いや、このチームは勝てるチームだった。悔しい」
とか発言しても
「おいおいそりゃねーよ。」
って思いませんか?
反町監督は、ある意味自分のチームの力をしっかりと理解していたんじゃないでしょうか。
とてもじゃないが、グループリーグを突破出来るようなチームではないと。
そんなチームでも、強豪のナイジェリアと良い勝負が出来ていた。
(ように見えていた、のでしょう。少なくとも私は良くやったと思ってます)
だから「悔いが無い」のかな、と。
まあ何が言いたいかっていうと
そんなみんなで鬼の首を取ったかのような批判をしなくてもいいじゃないですか、と。
期待しすぎですよ、と。
個人的には
内田が逞しく見えたのと、
香川が(致命的なミスを差し引いても)可能性を見せてくれたことを収穫としたいですね。
オリンピックで結果を求めるのは、もっと強いチームを作れてからで良いんじゃないでしょうか。
批判は批判で、冷静にやりましょうよ。
感情的に「~はダメだろ」「~終わってる」とかを繰り返しても
何にも生みませんから。