ここで勝てなかったのは痛い《五輪 日本vsアメリカ》
はじまりましたオリンピックサッカー。
初戦の相手はアメリカ。
グループリーグの他のチームを考えると勝って勝点3を取っておきたい相手でした。
(決勝トーナメント進出を望むのなら)
が、結果は皆さんご存知の通り0-1で負け。
痛恨の敗退です。
「決定力不足が。。。」
「集中すべき時間帯で。。。」
と、いつもながらの事を感じました。
とりあえず、そこについてな感想を書いてみます。
■決定力不足が深刻…
ありきたりな感想で申し訳ないのですが、やっぱりこれですよね。
前半、CKからの最大のチャンスを森重が外してしまったのを筆頭に、
アメリカゴールに迫れども得点は奪えず。
というか、シュート自体打てなかった印象。
…と思って記録(Yahooスポーツを参照)を見てみると、シュート8本はアメリカと同数。
攻めていた(印象)の割には少ないですね。やっぱり。
しかも枠内は2本。うーむ。これではイカン。
何というか、「チャンスメイク」は出来てたと思うんです。
内田からのクロスを中心に。
でも、シュートに行けてない。アメリカDFが超頑張ってたかというと、そうでもない。(身体は張ってましたが)
こうなるとやっぱり中央から強引に打つ人とか、ドリブルで打開出来る人とかが欲しくなりますよね。
ま、今更そんな事言ってもしょうがないですけど。
んでまあ決定力云々という話だとどうしてもFWの能力に話がいってしまうのですが、FWだけのせいじゃないですよね。
スタメンの森本は孤立しちゃってた印象です。
個人で打開するタイプではないので、1トップで森本に預けてもその後のフォローが入らないとキツイと思います。
でもまあ、もっと存在感を出して欲しかったという気持ちはありますが。
この代表の中では数少ない「海外経験者」なので。
あと豊田ですが、競り合いにも勝っていたし、気持ちは感じられました。
PKは取ってもらいたかったでしょうが、もうちょっと踏ん張って欲しかったです。
打たないと。打ってから倒れる、ぐらいで。
(あの状況では無理だったと思いますけど。心意気の話です)
これらFW陣だけでなく、本田圭、香川、谷口、梶山あたりがガンガン狙っていかないと、得点も望めないでしょう。
シュート3本で3点取れるならいいですけど、そうじゃないですからね。
まずは打つ。打てば何かが起こるかもしれない。
■失点はしょうがない。時間帯以外は
失点シーン。確かにバイタルエリアで相手選手をフリーにしてしまったのはマズかったと思います。
長友にももうちょっと粘って欲しかった。
が、失点というのは得てしてこんな形で取られるものです。
後から「あの場面でこうしておけば」とか思うのですが、その瞬間瞬間では結構どうしようもないモノだと思います。
ただ、やっぱり時間帯的には頑張って欲しかった。
良く「前半・後半の開始/終了10分は集中」といわれます。
その時間というのは、やはり集中力が欠けがちだからです。
この試合で、日本は後半の開始を「フワッ」とした感じで入ったように見えました。
そこでの失点。いただけないです。
特に、アメリカに決定的なチャンスを余り与えていなかっただけに。
■あと、全体的に
全体的に受けたイメージなんですが、動きが「もっさり」してませんでしたか?
芝が長くて暑いせいってのがあったと思いますが。
特にパスがもっさり。
日本の売りはパスだと思うので、このもっさり感は払拭しないと良くない気がします。
…とまあ、グチグチと書いてみましたが、それだけ悔しかったという事です。お許し下さい。
残りの2試合はもっと厳しい相手です。開き直るしかありません。
勝ち負けよりも、思い切った試合をしてくれれば良いと思います。
P.S.
メッシ出れたんだ~、点取ったんだ~。やっぱすげー。