おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

心が折れそう <ジェフvsアルディージャ 現地観戦>

フクアリに行ってきました。そして失意の帰宅です。

結果は2-4。一時は同点に追い付きながら、力尽きました。

…うん。そろそろヤバいっすね。

ていうのが正直な感想です。

サポーターが諦めてはいけませんが、今のままだと厳しいという現状もしっかり認識せなばなりません。

もちろん、このままで終わるようなチームではないと信じています。

では一応試合のざっくりとした経過と感想を。

■やられっぱなしの前半

今日のジェフは4-4-2。

FW    青木  巻

MF  ミルコ    工藤

      中島  下村

DF 坂本         市原

     ボスナー 斉藤

GK       立石

こんな布陣でした。

さて前半、お互いが攻めの形を作れない状態で10分ほど経過すると、

徐々にアルディージャペースに。

というか、ジェフのパスが全然繋がってませんでしたね。

中島は相変わらず球離れが遅く、センターサークル付近で殆ど取られてました。

これでは攻められません。

また、DFラインでボールを回している時にも動き出したり貰いに来たりという、出入りの動きがあまり見られず。

結局ボスナーから前線へのフィード→相手DFのカットorオフサイドで攻撃終了でした。

で、前半の21分にデニス・マルケスに右から決められて先制点を奪われます。

更に31分にジェフのCKからのカウンターでまたもやデニス・マルケスに同じような場所から同じようなシュートを決められて0-2。

デニス・マルケスアルディージャの得点源であり、しっかりとケアしないといけない相手だったのですが、あっさりやられてしまいました。

1点目は斉藤が身体能力の差で追い付けず。これはややしょうがないかな、という気もしました。

が、2点目は2人で囲んだにも関わらず交わされてシュートを打たれてしまいました。

これはイカン。相手が上手かったのは事実だが、あまりにも簡単に交わされすぎです。

ちょっとショックでした。

その後、フルゴビッチと坂本と青木で左サイドから数回チャンスを作るものの、ゴールは遠く0-2で前半終了。

この時点でかなり暗い気持ちになってました。

■新居が流れを変えた

後半。

何としても点が欲しいジェフは中島、市原に代えて米倉、新居を投入。

何と米倉が右SB。思い切った采配です。

新居はFWに入り、青木が左SHに下がり、センターハーフ的にフルゴビッチという布陣に変更。

後半は前半とは全く違うチームなんじゃないかと感じる程の怒涛の攻めを見せます。

気持ちがかなり入っている模様。

怪我から復帰し、サポーターも待ち侘びていた新居がどんどんと飛び出しを見せ、何度もチャンスを作ります。

また、米倉も右SBの位置から長いクロスを入れたりと、明らかに前半とは違う雰囲気。

それでもなかなか得点に結び付かない中、後半26分に3枚目のカードを切ります。

工藤に代えて最近良いアクセントになっている馬場。

するとその馬場が早速仕事をしてくれました。

ペナルティエリア右から巻へ絶妙のスルーパス。これを巻がGKの脇を抜く丁寧なシュート。

一旦はポストに阻まれるも、ゴール前に詰めていた坂本が押し込んでようやく1点差!

流れの中からの得点はリーグ戦初。これでフクアリは一気に盛り上がりを見せます。

負ける訳にはいかないジェフは更に攻撃を続け、相手の小さなクリアを(多分)米倉が勢いのあるヘディングで跳ね返すとボールは新居の前へ。

新居はGKの動きを見ながら一度後ろを向いてオーバーヘッド気味にシュート!これが見事にゴールに突き刺さり、遂に遂に同点!

今シーズン見られなかった粘りと攻撃の意識が実を結んだ形となりました。

これでチームが「さあ、もう1点取れるぞ!」という雰囲気を醸し出しはじめると、この試合何度も何度もチャンスを作っている左サイドの青木から再び新居へ!

…が、これは足元に入り過ぎてシュートを打てませんでした。

でもイケる、絶対イケる、と思っていた矢先の後半43分。

こぼれ球を片岡が弾丸ミドルを決めて2-3。

……

頭を抱えるサポーター。しかし、それでもチームを信じて声を上げます。

その後、ロスタイムに試合を決定付ける4点目を決められて幕切れ。

前の試合に続いて4失点での敗戦です。。。

この試合、テレ朝的な言葉を借りれば『絶対に負けられない試合』だったと思っていました。

実際、サポーターが配っているフリーペーパーにも“大きな分岐点となる試合”とあり、ここで勝ち点3を取る事が必要だという気持ちはみんなが持っていたと思います。

アルディージャは好調でしたが、今までの5試合よりかは勝ち目がある相手でした。

ですが、この結果です。

やっぱりこのような結果を目の前で見てしまうと心が折れそうになります。

油断すると「もうこのまま勝てないんじゃないか」と思ってしまいそうです。

それでも、次へ気持ちを切り替えなくてはいけませんね。

とりあえず気付いた事を列挙してみます。

ボスナーからのフィードはチャンスになってない。これはボスナーが悪いと言うよりかは周囲が動いていないからフィードするしか選択肢がなくなっているのでは。

でもボスナーってフリーの坂本にパスしない。なぜ?坂本が左サイドでワイドに張っていたのになかなかそこにボールが行かなかった。。。

新居が入って明らかにチームが変わった。次からスタメンで出て欲しい。

米倉は相変わらず良い。馬場もフィットしてきた。

DFラインでのボール回しの際、ボールの受け手の動きが少ないのでは?ハーフウェイラインまでボールを運んでも、そこから先に進めない。特に前半。

いっそのこと次の試合は今日の後半のメンバーでもいいんじゃないかと。

そしてアルディージャは守備の堅いチームでした。その中にデニス・マルケスが脅威として存在し続けており、去年とは違ってやりにくい相手になってたという印象です。

4月中には1勝したいなあ。。。