おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

Amazing Game!<リヴァプールvsアーセナル>

CLもいよいよベスト4が決まる試合となりました。

個人的な注目はプレミア同士の対決となったリヴァプールvsアーセナル

つい先日もリーグで対戦し、何とこのカードは3連戦です。

やり難いというか、「またこいつらかよ」みたいな気にはならないんでしょうかね。

アーセナルが力を見せた前半

さてCL第一戦は1-1のドロー。

リヴァプール的にはアウェイで得点して引き分けた訳で、やや有利と言える状況からのスタートでした。

しかし先制は試合開始から押していたアーセナル

アデバヨールの突進からのシュートをレイナが何とか弾くものの、こぼれ球はセスクへ。

これを右で繋いでフレブから最後はディアビが思いっ切りシュート!

レイナの膝に当たってゴールです。

これはフレブのパスも素晴らしかったですね。少し前のスペースへ絶妙なボールを供給しました。

これで追いつく必要が出てきたリヴァプールですが、動きの良いアーセナルの前になかなか攻撃の形が作れません。

が、ようやく得たCKのチャンスからヒーピアが「巧み」なヘッド!

ポストに当たって同点です。

ヒーピアって何となくCKでヘディングを外すイメージがあったんですが(ごめんなさい)、これは見事。

まずDFマークを外す動き。自身がDFなだけに、嫌な動きもわかってるんでしょうね。

見えない所からスッと前に入ってきっちりフリーに。

そしてヘディングも丁寧にコーナー目掛けて打った感じでした。

何はともあれこれで同点。雰囲気もこれで随分と良くなりました。

この後、アーセナルフラミニが負傷で交代するなどありながら1-1の同点で後半へ。

ここからが怒涛の展開でした。

■息も吐かせぬ展開の後半

まずは前半あまり見せ場の無かったクラウチが積極的にシュートを放っていきます。

そして後半24分、レイナからのキックをクラウチがヘディングで後ろに逸らし、ボールはそれを見越して走りこんでいたトーレスの足元へ。

これを華麗なステップでターンして豪快にゴール!

「これぞFW」というような素早いターンとシュートでした。

これで遂に2-1、2試合通算で3-2となり「後はいかにリヴァプールが逃げ切るか」となったのですが。。。

ベンゲルが動きます。先制点のディアビとエブエに代わって、俊足ウォルコットファンペルシという攻撃的なカードを投入。

するとそのウォルコットが指揮官の期待に応えるのです。

自陣奥深くでこぼれ球を拾うと、そのままドリブルで前へ。2人交わしてセンターライン付近まで来ると一気にスピードアップし、普通に走っている相手が追いつけない速さのドリブル。

「何だこりゃー。速過ぎるー。」と思っていると更に2人交わしてセンタリング。リヴァプールDFを嘲笑うかのようにボールはアデバヨールの足元に届き、アーセナル同点!

これでアーセナルアウェーゴールの差でリード!

いやぁ、これを観た時は「あぁ…やられた…」って感じでした。

ウォルコット凄いです。速いです。

と、軽く落ち込んでいるその時、何と今度はアーセナルが自陣ペナルティエリアでファール。PK!

同点になった1分後ですよ。何たる展開。

この緊張感漂うPKをジェラードがきっちり決めて再びリヴァプールがリード。

こうなると攻撃するしかないアーセナルですが、逆にカウンターでバベルに決められ4-2。万事休す。そして終了のホイッスルとなりました。

2試合合計5-3。リヴァプールが見事準決勝へ駒を進めた試合でした。

相変わらずuefa.comで観てたのですが、試合後、解説の人が「amazing game!」って言っていたのを題名とさせて頂きました。何か印象に残ったので。

拙いヒアリング能力でも聞き取れたのが嬉しかったのもありますw

さて準決勝の相手はまたしてもプレミアのチーム・チェルシーですね。今大会の台風の目的な存在だったフェネルバフチェを破って上がってきました。

リーグでは2試合ともこれまたドローに終わっている相手。やりにくいでしょうが、ここまで来たら再び決勝へ行って欲しいものです。