力の差を再認識。アントラーズvsジェフ
開幕4連勝で「王者」としての充実感を見せ付けている今シーズンのアントラーズ。
一方新たなチームになり2分2敗と勝ち星のないジェフ。
開幕からの厳しい5試合(ガンバ、エスパルス、フロンターレ、ヴィッセル、アントラーズ)の最後です。
もう結論から書いちゃいましょう。4-1。完敗でした。
清々しいほど力負けだと思います。
正直、今の状態なら10回やって1回勝てるかな?ぐらいかと。
別に応援しているチームを揶揄したり貶したり諦めたりしている訳では無く、これが今の状態なのだからしょうがないと思っています。
一応簡単に試合を振り返りますと、
前半、開始から10分過ぎまでは決して悪く無かったです。
しかし14分、ペナルティエリア左から田代が粘りのあるドリブルから先制ゴール。
これはバランスを崩しながらも倒れなかった田代がアッパレ。
田代が点を決めると22戦22勝なんだそうな。それって凄くね?
その後26分に野沢のスルーパスをマルキーニョス豪快に決めて2点目。
これももう防げないっす。
ここまで、ジェフとしては悪くない感じで普通に試合をしていたんですけど、気付いたら2-0。やっぱり強いよアントラーズ。
後半、ジェフは楽山→苔口、市原→馬場の交代。苔口はジェフ初登場です。
待ってました。
その苔口、馬場が絡んで何度か良いシーンを作るものの、やはり最後のところで息が合ってない。
するとアントラーズは後半に交代で入った2人のFW・佐々木と興梠に点を決められ4-0。
最後にPKを巻が決めて4-1になったところで試合終了となりました。
とりあえず、ジェフについて気付いた事の羅列。
暗い気持ちになりそうな試合だったものの、米倉はとても良かった。自信を付けて来ている様子。
巻は良く動いて攻撃を引っ張ろうとしているのだが、残念ながら巻がサイドに開いてもあまり意味は無いと感じた。
楽山は初先発にもかかわらず、「必死さ」が伝わってこない。余裕を出している状況じゃないはず。
フルコビッチは初めて見たが、技術が高くて良い選手。期待できそう。
攻撃に関してはもう少しだと思うのだが…。いつまでも「連携不足」と言っている訳にもいかない。
アントラーズの強さは一体何なんだろうと見ていたのですが、前線からの守備意識の高さが1つの要因かと思います。
マルキーニョス、田代からガンガンチェックに行くし、攻撃から守備への切り替えも早い。
青木、小笠原のボランチは強いし、バランス良いです。
そんな相手にも何度かパスを繋いで崩せそうだったのが光明と言えば光明でしょうか。
これで鬼の開幕5試合がようやく終了しました。
当初「勝ち点8目指そう!」という身の程知らずなエントリーを書きましたが、現実には勝ち点2。いまだに未勝利です。
まあ、終わった事をウダウダと言っても何も産み出しませんので、これから攻撃の精度を高めていって早めに1勝挙げたいところですね。
で、次は大宮でその次が名古屋ですか。割と好調なチームじゃないですか。
まだまだ苦しい試合は続くと思いますが、我々は諦めずに応援を続けたいと思います。
米倉プチブレイクの予感。