GOLAZO連発!リーガエスパニョーラ
録画しておいたリーガエスパニョーラ第26節、
の2試合を観てみたら。。。スーパーゴール連発でしたよ。
まだご覧になっていない方は、是非見て下さい。
■ロナウジーニョ復活の兆し?
遂に首位レアルとの勝ち点差を『2』まで縮めたバルサ。
一方何だか勝てないスパイラルに陥りつつあるアトレティコ。
そんな対戦です。
やや押し気味に試合を進めるバルサが、前半30分に先制します。
決めたのはロナウジーニョ。
右からのセンタリングをキャプテン翼ばりのオーバーヘッド!
これは凄かった。横から来たボールをオーバーヘッドでジャストミートしてゴールを決めるなんて、尋常じゃないです。
セルティック戦以来復調の兆しがみえつつあるロナウジーニョ。これで以前のドリブルのキレが戻ってくれば、バルサにとっては心強いでしょう。
■アグエロが輝く
アトレティコはそんなスーパーゴールを目の前で見せられたからか、スイッチが入ったかのように動きが良くなります。
そして前半36分。メッシと並ぶアルゼンチンの星・アグエロが魅せてくれました。
重心が低くバランスが素晴らしいドリブルで相手DFを交わし、ゴール。
シュートが相手に当たって方向が変わるというラッキーもあったものの、シュートの前の交わし方は見事としか言いようが無いです。
そして前半42分、またもやアグエロがボールを持つと、今度は華麗にアウトサイドキックでマキシへスルーパス。
それをマキシが逆サイドネットへ鋭いグラウンダーのシュートを決めて逆転。
アルゼンチンホットライン恐るべし。
そんなアグエロ、まだ19歳です。(今年で20歳)
メッシと言い、アグエロと言い、アルゼンチンは本当に続々と若くて素晴らしい選手を生み出す土地ですね。
羨ましい事この上ない。
■後半もアグエロ
調子に乗り出すとガンガン行っちゃうのがアトレティコ。
後半16分には、1点目以降ノリノリのアグエロがプジョルに倒されてPKゲット。
これをフォルランが冷静に決めて3-1。
まあでもこの日のアグエロならやむを得ないでしょう。
どんなにドリブルの邪魔をしても、最終的にはアグエロの足元にボールがありましたからね。
DFとしてはこんな嫌な相手はいません。
そして後半26分。一度相手ボールになりかけたのを再び奪い返したアグエロが、『グイっ』って音が聞こえるぐらいの切り替えしから早目のシュート。
これがまたバルデスが見えない位置から軽くカーブをかけたグラウンダーのシュートで、憎たらしいったらありゃしない的なゴールでした。
喜びでユニフォームを脱ぐアグエロ。凄い筋肉ですよ。
あれはちょっとやそっとのタックルじゃ倒せないでしょう。
その後バルサがエトーの意地のゴールで1点返すものの、タイムアップ。
4-2でアトレティコの勝利でした。
バルサは勿体無かったですね。
せっかく先制したのに、その1点で早くも安心してしまったような動きでした。
ロナウジーニョのゴールが素晴らしかっただけに、あれでもっと勢いに乗って欲しかったです。
■荒れた試合のレクレvsレアル
どっかの家本さんじゃないですが、
この試合の主審、エドゥアルド・イトゥラルデ・ゴンサレスさんも、必要以上に過剰な演出をしてしまいました。
先制されたレアルはラウールのオフサイド気味ゴールで同点に追いつきます。
同点になるまでは怪我人続出の影響か、レアルはなかなかボールが繋がらなかったのですが、さすがキャプテン・ラウール。リーガ通算199ゴール目だそうです。
前半は1-1で滞りなく(?)終わったのですが、後半は嵐でした。
まずは後半7分。レクレのベトが一発レッド。
エインセとやりあって手を出したとの事ですが、エインセもCKの時にかなりえげつない押さえ方してましたからね。
あれは怒りますよ。
手を出したのを副審に見られてしまったのが運の尽き、という所でしょうか。
すると、バランスを取る為なのか後半10分にSラモスへ2枚目のイエローを提示し退場させます。
これは…まあ確かに肘が相手の顔付近に当たってますし、反則と言われればしょうがないですけど。
どちらかと言えば、Sラモスがジャンプして肘が開いた所に相手が後から当たりに入ったような感じでしたので、イエローは可哀想でしたね。
カンナバーロがエラく怒ってたのが印象的。
そして後半24分には5分ほど前に交代で入ってきたレクレのキケ・アルバレスが一発レッドで退場。カードの大量発生です。
でもこれはさすがに酷いタックルだったので納得。
危険でした。アーセナルのエドゥアルドの件もあったので、怖いですよね。
ちなみにロッベンはこれでまた1ヶ月離脱だそうで。ついてないなあ。
その後、怪我から復帰したロビーニョが2点を取って3-1とし、ほぼゲームを決定付けます。
やっぱりロビーニョ必要ですね。レアルには。
ボールを持って、流れに変化を付けられる選手というのは大切です。
(グティもしかり)
で、この試合のスーパーゴールは最後です。
ロスタイム、ゴール正面25mぐらいの距離からのFKがレクレアティーボに与えられると、キッカーはカルロス・マルティンス。
このFKがヤバイ。高速なのに鋭いカーブを描き、名手カシージャスの手が届かない右サイドのネットに突き刺さってゴール。
その後のカルロス・マルティンスの『どうだこのヤロウ』的な表情も合わせて、鳥肌モノのゴールでした。
■で、結局
結果で見てしまうと、レアルが勝ってバルサが負けた為に再び勝ち点差は5に広がっちゃいました。
まだ試合数は残ってますからこれから一波乱二波乱あって欲しいのですが、バルサにあまり勢いを感じられないだけにどうなんでしょう。
セビージャも負けちゃいましたし。
とりあえず、2試合でこれだけ素晴らしいゴールが見れたのでお腹いっぱいにはなりました。CLも楽しみです。