東アジア選手権 vs北朝鮮
皆様ご覧になったであろう、北朝鮮戦。
ブログのエントリーも続々と挙げられてますね。
「加地の左SBは無理」
「田代は良かったんじゃん?」
「山岸もういいよ」
「安田・前田の起用は良い」
そして
「岡田監督、ちょっとヤバいんじゃないか?」
こんな感じの意見が多かったように見受けられます。
まあ、私も似たような感想です。
…と、これだけで終わらせると全く意味の無いエントリーになってしまいますので、もう少し細かい事を。
<加地の左SB起用について>
後半はチョン・テセに喰らいついていく姿も見られましたし、本人はこの新しいポジションを何とかこなそうとしているように見られました。
が、
やっぱりちょっとよろしくなかったですね。
加地の良さはその上下動の多さだと思うのですが、余り見られず。
非常事態の時に加地を左に回して凌ぐ、という場面で使えるぐらいでしょうか。
慣れればもしかすると良くなるかもしれませんが、それにはクラブでも左で使われる必要があるでしょう。
でも、ガンバで加地左SBという起用は考えられないですね。うーむ。
<田代、安田について>
上記2人、良かったように思います。
田代は前線からの守備こそ少ないですが、身体能力は今の代表の中ではかなり良いのではないでしょうか。足元の技術もそこまで悪くないし、今の代表のFW陣に食い込む力は十分持っていると思います。
安田はその思い切りの良さが得点に結びつきました。
監督は左サイドバックだとまだ守備力に不安があるのかもしれませんが、今後も積極的に使っていって欲しいです。
<あんまりよろしくなかったように見えた選手>
遠藤:パスミス、ボールロストがちょっと多かったような。ボールに絡むことの多い選手なだけに目立ってしまったという面もありますが。
水本:頑張ってはいたものの、チョン・テセに力負けの印象。相手が悪かったかも。
山岸:特にフォローしません。いつも通りと言えばいつも通り。動こうとする意志は伝わってくるものの。。。
<日本代表の戦い方について>
いつものようにボールを回しまくって落ち着けば良いものを、なぜか前半は相手のプレッシャーに押されてパスが繋がらなかったですね。
また、どうしても日本の選手はボールを足元でもらう傾向が強いので、5人のDFと4人のMFで守備をしている北朝鮮に対して、すぐに囲まれてしまっていました。
もう少し裏で貰う動きを見せて相手のディフェンスを散らさないと、なかなかシュートには持ち込めないのではないでしょうか。
<雑感>
北朝鮮のGK、正直言って下手じゃなかったですか?
あれだけセンタリングにかぶりまくるGKじゃ、北朝鮮のDF陣も不安だと思うんですが。。。
あと観客席からのホイッスル邪魔。どっちの選手も可哀想。いくら観客席からの笛とわかっていても、あの音を聞くと一瞬足が止まってしまう事もあるでしょうから。