週末にプレミアリーグとリーガエスパニョーラを観ての感想
数試合、と言っても3試合だけです。
・セビージャvsバルセロナ
レアルの試合は先に結果を知ってしまったので観ませんでした。
しかし7得点は凄い。
観ていて
「お?リヴァプールが良くなってる?」
と思わせる試合でした。
結果的に得点出来なかったものの、
ハーフライン付近での守備意識の高さや粘り強さがあったように思えます。
クラウチが入ると目標がハッキリするってのもありますね。
一方でトーレスがいたら決めてたかも…みたいな所もありますが。
正直もうリーグ制覇は無理でしょうから、またしてもCLに照準を合わせてきそうです。
ランパードが怪我からようやく復帰して頑張ってましたが、
アネルカがいまいち。
リヴァプールがしっかり抑えてたという側面ももちろんありますが。
しかしマスチェラーノは素晴らしかった。
ボランチの相棒・ルーカスも良かった。
両者共に南米出身。アルゼンチン、ブラジルの選手は攻撃的な選手もガンガン輩出してますが、こうした献身的な選手もたくさんいる訳ですね。
知識が足りないので他にパッと思い付けないのが哀しい所です。
■セビージャ 1-1 バルセロナ
何としてでもレアルに喰らい付きたいバルサと、リーグではいまいち調子の上がらないセビージャ。
この試合はセビージャが魅せてくれました。
得意のサイド攻撃から、ダニエル・アウベスとディエゴ・カペルがガツガツいきます。
観てて非常に気持ち良い。
一方のバルサは攻撃にスムーズさを欠く印象。
アンリもメッシもドスサントスも、シャビもイニエスタも何かをやろうとしているんですが、噛み合わず。
良い時のバルサは小気味良いパスが繋がってスムーズに前に進むのですが、最近はどうにも「前」に進まないですね。
メッシも周りの動きが無い為、2~3人に囲まれてドリブルをカットされてしまいます。
結局ドローで終わってしまい、どっちにも痛い結果となりました。
この試合で目に付いたのはディエゴ・カペル。
ボールを持ったらまず前へドリブル、という姿勢が良いですね。
怖いもの知らずでとにかく突っ掛けて、DFを抜ききる前にクロス。
そのクロスがまたちゃんと良い所へ行くんです。
こういう選手が日本にもいたらなぁ、と思ったり思わなかったり。
これを「無いものネダリ」と言いますね。
バレンシアにようやく光明が見えてきた?
という感じ。
ビジャが2得点というのはこのチームにとっても非常に意味のある結果じゃないでしょうか。
もう1点はシルバ。
ビジャ、ホアキン、シルバのコンディションが戻りつつあるのはありがたいでしょうね。クーマン監督としても。
1点返された時は「あ、またドローに持っていかれるかも」と思いましたが。
以上、3試合観た上での浅い感想でした。
日本代表にマスチェラーノやD・カペルやビジャがいたら。。。と思ったりしましたが、それは高望みしすぎという事で。