流れに逆らわずタイ戦の感想をこっそり
やっぱり日本代表の公式戦ともなると、ブログのエントリーが一気に増えますなあ。
どうせ書いても速攻で埋もれるだけかとは思いますが、世間の流れには逆らわずに感想など書いてみます。
…と言っても、おそらく多くの方々がTV観戦もしくは現地観戦をしたでしょうから、詳細な流れは省略。
試合終了時点で感じた事は以下の点。
*勝てて一安心
まずはこれでしょう。
何よりも「勝ち点3」が欲しかった訳ですから。
極端に言えば、仮に試合内容がダメダメでも勝てばOKのこの試合。
まずは結果を出せた事。これが一番大きいですよね。
*4点獲れた!
そのうちセットプレイから3点で、前線の守備からこぼれ球を大久保が決めたのが1点。
要するにいわゆる「流れの中からの得点」は無かったのですが、
それでもリーグ戦において4得点という結果は上々の出来ではないかと。
上々どころかむしろ、遠藤のFKは素晴らしかったし、
山瀬の切り込み→中村憲剛のプレス→大久保の反応の良さでのゴールは相手をかなりガックリさせてましたね。
その後のタイの10番の退場で、
「これでタイが更に守備を固めて、追加点は無理かな?」
と若干ネガティブな考えが頭をよぎったのですが、
そんな心配はよそに中澤の追加点(3点目)で勝負アリ。
巻の4点目は左脇腹を痛めつつ頑張ったご褒美という事でひとつ。
しかし、巻のあの喜び方はどうしたんでしょうね?何か心に期するものがあったのかな?
ジェフファンとしても喜ばしい事この上ないです。
まあとにかく、上手い事4点取れた事は良かったと思います。
W杯予選の初戦というのは僅差の試合になりがちですからね。
*守備は可もなく不可もなく
1失点はまあしょうがないです。サッカーですからああいう事もあります。
強いて言えば「なぜあの場所でポカンとフリーにさせていたの?」
という疑問はありますが。
その他に際立って危険なシーンは無かったように思えます。
ちょっと鈴木啓太が不用意なファールをしたりもしましたが、それ以外のシーンでは一人で広大なスペースを消している訳ですし、責めるべき所ではないですよね。
90分通して、前線からのプレッシャーと中盤でのプレスがしっかり出来ていたと思います。
ま、相手が10人になってからは守備の機会自体少なかったですが。
もう少し強い相手でどうなるかは、まだ未知数ですね。
特に内田の裏。
相手が攻撃的だと内田もあそこまで上がれないでしょうから、そこで真価が問われる所かと思います。
*ちょっと選手個々を見ると
あんまり個人の事を書くと荒れ模様になるのですが。少しだけ。
<内田>
ずーっと高い位置でのプレイでしたね。もう少しクロスの精度が高いと嬉しい感じ。
それにしてもやたらと右サイドからの攻撃が目立ってました。
<中村憲剛>
攻守に奮闘。何か吹っ切れた感じがします。「静の遠藤・動の憲剛」といった趣き。
今後もどんどんミドルを狙って下さい。
<大久保>
どんな形であれ、点を獲った事は大きいですね。
ああいう所に居る事が大事。
こうやって得点を重ねれば自信にも繋がるでしょう。ナイスゴール。
<高原>
どうした?
一昔前の「ゴール前でドタバタする高原」に戻った気が。
と、高原が若干の不安を残すものの、特別悪かった選手もいなかったのではないでしょうか。
この後代表は東アジア選手権からバーレーン戦という流れですか。
ま、今後誰が選出されるのかわかりませんが、ひとまず良いスタートを切れたと言えるでしょう。
最後に、
雪の中現地に応援に行ったサポーターには頭が下がります。
本当にご苦労様でした。