寒いから外に出ないで本を読む
Jリーグの移籍はほぼ完了したっぽいし、
日本代表については今週末の試合を観るまではいちいち言及する気もなく、
海外に目を向けてもWOWOWでリーガエスパニョーラを見ているぐらいなので何かエラそうな事は書けず、
欧州CLはまだ先の話。
こんな時は雑感に限ります。(限ります?)
唐突ですが、皆さんのサッカー関連オススメ本って何ですか?
私は自分で言うのもなんですが、そこそこ本を読む人間だと思っています。
(特に小説)
が、
サッカー関連本というと余り読んでいないのが実情。
今まで読んできた、サッカー関連の本というと…
「28年目のハーフタイム」:金子達仁 著
「決戦前夜」:金子達仁 著
といったノンフィクション系や
「龍時01-02」「龍時02-03」「龍時03-04」:野沢尚 著
「悪魔のパス天使のゴール」:村上龍 著
と言った、フィクションの小説でしょうか。
Numberやワールドサッカーダイジェストのような雑誌はまた別ですが。
世間的に金子達仁氏の評価と言うのは割と微妙だったりするみたいですが、
上記2冊はそんなに悪くないような記憶があります。
まあ、フランスW杯出場決定やオリンピックでのブラジル戦勝利をリアルタイムで感情移入しながら観ていた、というのも大きいでしょうね。
読んでいると、文章云々よりもその時の気持ちが甦ってきちゃうんですよ。
そして個人的にオススメしたいのが、やっぱり「オシムの言葉」です。
この本、最初は
『あ~、きっとオシムが言った皮肉めいた言葉がちょっとした解説と一緒にたくさん載っているんだろうな~』
と勝手に思ってました。
全然違いましたw
オシム氏の言葉の裏にある、彼の半生と体験が丁寧に綴ってあるのです。
確かに彼は皮肉屋で、回りくどい言い回しをする人なのかもしれない。
しかし、故郷とフットボールと、そして家族を真っ直ぐに愛している、
とても純粋な人なのだと言う事が伝わってくる一冊です。
…褒めすぎ?
まあ、私がジェフが好きだとかオシムが好きだとか、そういう偏った考えからのオススメですが、結構読み応えのある本だと思いますよ。
小説としても楽しめるし、試合の描写もリアルです。
サッカー経験者だとよりリアルに感じられると思います。
野沢尚氏は既に他界してしまっている為、続編が読めない事が残念でなりません。
村上龍氏の本は…まるっきり「選手・中田英」と「ジャーナリスト・村上龍」の世界とでもいいましょうか。
こちらの作品も、試合の描写は凄いです。リアルというか、圧倒的。
しかも長い。
村上龍氏と中田英寿氏の交流に興味がある方は、読んでみるといいかもしれません。
と、簡単に本の紹介などをしてみちゃいましたが、いかがだったでしょうか。
オススメ本があったら積極的に読んでみたいと思っているので、良かったら挙げてみて下さい。
記事ジャンルが「サッカー」で良いのかどうかは余り深く考えないようにしています。