《vsヨルダン》そんなに甘くない
W杯最終予選ヨルダン戦。
勝っても引き分けてもW杯の出場が確定する試合でしたが、
結果は1-2で敗戦。
ま、世の中そんなに甘くないですね。
「本田、長友の不在が」
「レーザー光線が」
「香川のTOP下が」
など、色々と言われておりますが、
事はもっと単純で、単に弱点が露呈した試合だったのかな、と。
セットプレーの守り方。
前掛かりになり過ぎた時の守備。
1vs1の守備。
取れそうな時に取れない得点。
この辺がアウェイの地でボロボロと出てしまったんですね。
■それでもちょっとショックだった事
何がショックかって、吉田があんな風に抜かれた事。
いや、足が遅いってのはそれなりに知ってたんですけど
それでも今日本で一番のDFな訳ですよ。プレミアでやってるんですから。
その吉田が、なす術もなくぶち抜かれてしまった。
…何だかすごくショックというか、寂しかったです。
その後もCKでマークが甘くてあわやというシーンを作られてたりして
どうも本調子じゃなかったのかも知れません。
あと内田。
何回も抜かれてましたね。
今まで「身体は細いけど、守備に関してはしっかりとやれる」
と思っていたのでちょっとショックです。
最後に遠藤。
正直、全然冴えてませんでした。
PKはしょうがないですが、その他のプレーはイマイチ。
そろそろ本気で後釜を考えなければいけないのかも、と思ってしまいました。
■攻撃陣はそこまで悪くなかった、ような
1点しか取れてない、と思うかもしれませんが
アウェイで1点取ってればそれ程悪くありません。
むしろ失点がどちらもアレだったので、攻撃陣に関しては責められません。
ただ、攻撃時のボールの奪われ方はちょっとよろしくなかったかと。
2失点目が顕著なんですけど、ビルドアップしてさあ行くぞ、という時に
低い位置でミスしてしまう。これはマズイです。
敵陣深くまで行ってからのミスならばまだ良いのですが。
ま、でも前半のチャンスのうち一つは決めておきたかったですね。
そうすれば展開も変わってきたと思うので。
■レーザー
敗因とは思いませんが、酷かったですね。
嫌がらせの手段として世界的にメジャーになってきてますけど、
あれって失明の危険とかあるんじゃなかったっけ?
「サポーターが相手にプレッシャーをかける」
って書くと普通の事のように聞こえますけど、
レーザーはやり過ぎじゃないかと思います。
FIFAはもっと本腰を入れて対処すべきかと。
やったら勝点剥奪とか、対外試合禁止とか、それぐらいのレベルで禁じて欲しいぐらいです。
テレビにインタビュー受けてた代表サポーター(?)の人が
「もう崖っぷちなんで、次で決めて欲しい」
みたいな事を言ってましたが、実際はそこまで崖っぷちじゃないです。
2試合であと勝点1を取れば決まりですし、
仮に2連敗しちゃったとしても、他の結果によっては抜けれる訳です。
ま、そうなって欲しくはないですけど。
どちらかと言うと、勝ち負け云々よりも
1vs1の場面での対応とか、セットプレーの守備の見直しをして欲しいですね。
監督と選手達には。
決して出来ないものではないと思うので。