おっさんサッカー独り言

サッカー日本代表とかジェフ千葉についてブツブツ書きます。

ヨルダン戦に向けてのメンバーを見て

2013年日本代表一発目の試合であるラトビア戦に向けて、

少し前にメンバーが発表されました。

詳細はこちら

まぁ、教科書通りという感じでしょうか。

大津を呼んで、国内組はコンディションを加味して必要最低限のメンバーを呼んで、

狙いはヨルダン戦に向けての再確認とチームの熟成、と。

これに対するネット上の若干思慮の浅そうな意見として

「サプライズがない、面白味のない、新鮮味に欠ける選出だ」

ザッケローニ監督はメンバーを固定しすぎ」

というのがありますね。

個人的には

「サプライズとか面白味とか新鮮味が、チームの強さに直結するの?」

「W杯出場が決まるまで慎重に、負けないチームを作る事が悪い事なの?」

とか思うのですけれど。

ま、確かにこのメンバーだと大津がどうなのかってぐらいしか

新たな楽しみはない訳ですが、

だからこそ、チームとしての完成度を

(そして香川の馴染み具合を)確かめられるというものです。

大津は若手枠として原口、宇佐美、宮市あたりと争っている格好になっているかと思いますので、

もし試合に出る事があるのであれば、大アピールしたい所ですね。

珍しくザッケローニ監督が「使いたい」って言ってるし。

それにしても、GKの林って1年ぶりぐらいの選出ですよね。

何か騒がれなさ過ぎて可哀想。

という事で、とりあえずメンバーについて個人的に何の文句もありません。

メンバーには文句がないのですが、

今回の親善試合には少しだけ不満があります。

マッチメークと、開催場所です。

わざわざ日本まで来てくれるラトビアには感謝なのですが、

この時期に海外組を大量招集して、

「仮想ヨルダン」でもなさそう(?)なラトビア相手に、

日本で試合をするメリットがあんまり感じられません。

てかヨーロッパから日本に移動して、試合終わったら戻る選手の方が断然多いじゃないですか。ラトビア側含めて。

このタイミングでの親善試合で、ザッケローニ監督の狙いが

「ヨルダン戦に向けての確認と熟成」なのであれば、

間違いなく海外組がメインになる訳で

だったらヨーロッパでやった方が、負担が圧倒的に軽いでしょうに。

いや、色々と大人の事情があるのはわかりますよ。

キリンさんの都合とか、興行的な意味合いとか、

今後海外遠征を予定しているから今回は日本で、とか。

だから「JFAダメすぎる」とは言いません。

でも、諸般の事情を加味した上での最大限の努力の結果が

「日本でのラトビア戦」なのだとしたら、

今後はもっと頑張ってね、と言いたいです。

ちなみに、この試合は勝っても負けても引き分けでも、

内容がちょっとアレでもあんまり文句を言うつもりはありません。

言うなればヨルダン戦に向けてのアップみたいなモノだと思ってますから。

ま、スカッと勝つに越した事はないんですけどね。