移籍状況から考える今シーズンの展望(アルビレックス編)
第八弾。去年大躍進を果たしたアルビレックス新潟です。
■IN/OUT状況
状況は以下の通り。
《IN》
小林慶行(大宮) :完全
ミシェウ(千葉) :完全
高木貴弘(大宮) :完全
ファグネル(コリンチャンス・アラゴアノ):レンタル
西大伍(札幌) :レンタル
ブルーノ カスタニェイラ(町田) :復帰
河原和寿(栃木) :復帰
奥山武宰士(新潟ユース) :新加入
※黒崎久志 監督
《OUT》
千代反田充(名古屋) :完全
松下年宏(FC東京) :完全
松尾直人(湘南) :完全
北野貴之(大宮) :完全
マイケル ジェームズ(金沢) :レンタル
エヴェルトン サントス(PSG) :レンタル終了
ディビッドソン純マーカス(未定) :退団
※鈴木淳 監督
大躍進した翌年にその躍進の原動力である「強固な守備陣」の一角を手放してるような気が。
(ちなみに失点31はリーグ2位)
監督も代わっちゃったし。
そしてDFの補強も無し。
…大丈夫?アルビさん。
と心配したくなるようなOUTです。
だって千代反田と北野ですよ。
北野なんて、一部では「シーズンNo1GK」と言われるぐらいの活躍っぷりだったのに。
そして黒崎新監督。どうなんでしょうか。
まあ某マリノスの和司さんと違ってアルビでコーチやってので、
チームはしっかり把握してると思うんですが。
何しろ抜けた面子と加入した面子を比較すると、どうにもアンバランスさが否めない訳です。
ただ、DFの補強をしないのは
「今のメンバーでもいける」
と判断したという事かもしれません。
頑張れ永田。酒井も今期は勝負の年だ。
ちなみにミシェウさんですが、
怪我さえなければやってくれます。
でも、線が細いので怪我は多いです。
でも凄くイイ人です。「私は色の黒い日本人」とか自分で言っちゃうぐらい。
という訳で、今シーズンのアルビレックスはとても心配です。
攻撃陣もマルシオ・リシャルデスに矢野、大島、チョ ヨンチルと
昨シーズンのメンバーが残っているものの、やはりPJの穴は大きかったようで、
PJが抜ける前:1試合平均1.62得点(34得点/21試合)
PJが抜けた後:1試合平均0.64得点(7得点/11試合)
なんですよね。
まあ、だからこその攻撃的選手補強なんでしょうけど。
今シーズンはもう1ステップ上がるチャンス、だと思うので
アルビレックスには結果を出してもらいたい所です。
…本当に大丈夫?