EURO2008観戦記《その9》
今日から決勝Tです。
まずはいきなり優勝候補同士の対決と言っても良い、ポルトガルvsドイツ。
ポルトガルはドイツW杯の3位決定戦で良い所のないまま3-1で敗れてますから、
今回はそのリベンジとなるか注目です。
さて、最初に結果を書いてしまいましょう。
3-2。ドイツが強さを見せました。
ただ、ポルトガルは2年前とは比較にならないほど強くなっていました。
それだけに、今回の敗戦はとても悔しいものでしょう。
ボールの支配率ではポルトガルが上回っていたような印象です。
(すいません。実際の値は調べてません)
しかし、ドイツの“ここぞ”という時の得点力が際立っていました。
では感想を箇条書きで。
シュバインシュタイガーはポルトガル戦に自信を持ってる?動きが非常に良かった。
バラックの存在感は大きい。今大会はコンディションが良い様子。
今までFWが得点できなかったポルトガルが、最後の試合でFWの2得点という皮肉。
ポルトガルはボール回しが小気味良い。ここで負けてしまうのが本当に惜しい。
改めて、デコは周囲が良く見えていると感じた。サイドチェンジが素晴らしい。
でもデコがシュートチャンスを決めてれば…。
C.ロナウドは悪くなかったが良くもなかった印象。やはり疲れ?
ポルトガルはFKでのケアが甘かったような気が。特に2回目(3点目)は2点目と同じようなパターンだったので悔やまれる。
因みに私はこの試合をドイツのとあるレストランにて観戦してました。
心の中ではとってもとってもポルトガルを応援していたのですが、
周り中のほぼ全員がドイツの応援だった為(当たり前)
ポルトガルの得点シーンでも声に出して喜べず。
ドイツの試合の時にドイツでご飯食べて、ドイツの対戦相手を応援するのが間違ってました。
店員さんまでドイツのユニフォームを着ているような店を選択した時点で気付けって話ですが。
ともあれ、ドイツは強いです。得点シーンはいずれも文句の付けようのないモノ。
1点目のシュバインシュタイガーの走り込みは本当に素晴らしかったですし。
これでドイツは次の試合、クロアチアとトルコの勝者と対決です。
クロアチアならばグループリーグの再戦となり、ドイツのモチベーションも高まるでしょう。
一方、トルコが勝った場合、勢いを考えるととても不気味な存在になります。
今大会のダークホースとなり得ますね。
まずはクロアチアとトルコを楽しみにしましょう。